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◆玄中寺 以下は玄中寺の位置を示しています。 出典:グーグルマップ 概要 太原市南西約70kmにある中国浄土宗の古莉で、北魏時代の472年の創建です。唐の最大戒壇のひとつです。曇鸞、道たく、善導などが輩出し、日本の浄土宗の祖となっています。 中国の山西省交城県にある石壁山の、標高900mの奥深い山中にある寺院です。省都・太原(たいげん)(タイユワン)市から約70km、バスで2時間ほどのところに位置しています。 浄土宗の開祖・曇鸞(どんらん)が、北魏の時代の西暦472〜476年に開山したとされています。のちに第3代天台座主となった円仁(慈覚大師)や日本で浄土宗を広めた法然が訪れ、修行した古刹(こさつ)でもあります。境内には、天王殿、大雄宝殿、七仏殿、千仏閣などの建物があり、歴代の仏像や石碑があります。 出典:コトバンク 詳細: 玄中寺は、中国浄土教の祖師曇鸞大師が中国の山西省交城県石壁山の南に建立した寺です。北魏の末、曇鸞大師は并州の大厳寺を出て、この玄中寺に移り浄業を修め、梁の武帝や東魏の孝静帝の帰依を受けました。 隋の大業年間に、道綽禅師が玄中寺の寺内に建つ曇鸞大師の碑文を読んで浄土教に帰依し、当地に浄土教九品道場を営みました。さらに善導大師が、この玄中寺に道綽禅師を訪ねて、その門に投じ、以後十年間教化を受けられました。このことから玄中寺は中国浄土教の祖庭であると言わております。 しかし元の時代には、この寺も禅宗に変わって、永寧禅寺と言われていましたが、我が国の仏教学者によって玄中寺であることが証明され、今日に至っております。 現在は「浄土古刹」と書かれている山門も、最近までは「永寧禅寺」と書かれていました。 中国浄土教三祖の寺として、知恩院が善導大師像、東本願寺に曇鸞大師像、西本願寺が道綽禅師像の大掛軸を寄進しており、その堂塔を三聖殿と称していましたが、現在はその大掛軸の前に木像も安置されております。 現在中国では、この寺を浄土宗門の祖庭として大切に保全、管理されており、更には新しい堂塔なども建設されて発展、拡大しています。 出典:http://g-housankai.com/?page_id=2 出典:壮大な歴史との出会い 山西省 埼玉県山西省友好記念館 玄中寺は、日本の仏教の源流を訪ねるとして、以下のDVDでも紹介されています。 出典:中国仏教聖地-「中国名山名刹」 石壁山 玄中寺 [DVD] 玄中寺 Source:http://www.chinaviki.com/photos/943/b/1_943_208352.jpg 玄中寺 Source:http://xuanzhongsi.org/html/2015-08/498.html 玄中寺 Source:http://xuanzhongsi.org/html/2015-08/498.html つづく |