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文化財の宝庫・中国山西省

大同市 <懸空寺>

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
December 25, 2016
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文化財の宝庫、中国山西省
総論 神怡舘再訪  山西省概要1  山西省概要2  万里の長城1  万里の長城2
大同市 五台山 雲崗石窟  懸空寺  応県木塔 南禅寺 佛光寺  九龍壁
太原市 双塔寺 晋祠 玄中寺 天龍山石窟
晋中市 平遥古城 平遥古城壁 双林寺 綿山
臨汾市 小西天 東岳廟 運城市 関帝廟 永楽宮
その他 仏像 工芸品 民族楽器 書・絵画 まとめ 補:他寺院



◆懸空寺




 以下は懸空寺位置です。


出典:グーグルマップ

 行き方としては大同駅からバスで南南東にyく93km、時間にして1時間18分のところにあります。ここから五台山まではバスや車で3時間ほどかかります。


出典:グーグルマップ

 懸空寺(けんくうじ)は中華人民共和国山西省大同市渾源県に位置する寺院です。大同市中心部からは南東に約60キロメートルです。5世紀末、北魏後期に造営された仏教、道教と儒教の三つを一体化した独特の宗教の寺院。懸空寺の名は「玄空閣」と呼ばれていたことに由来しています。

 「玄」は道教、「空」は仏教の教義に由来し、断崖の途中にぶら下がる(「懸ける」の意味)ように建てられていることから現在の名に改められました。

詳細

 懸空寺は渾源県の県城の南5キロメートルにある金龍峡の西向きの岩壁の途中にあります。北魏の491年(太和15年)に建造が始まりました。

 唐代の735年(開元23年)、この地に遊覧した李白は岩壁に“壮観”の二字を書き記したといいます。明代の1633年(崇禎6年)、懸空寺を訪れた地理学者・旅行家の徐霞客(zh)は「徐霞客遊記」(巻一下 遊恒山日記「山西大同府渾源州)にその有様を次のように活写しています。

 西崖之半,層楼高懸,曲?斜倚,望之如蜃吐重台者,懸空寺也。五台北壑,亦有懸空寺,擬此未能具体。仰之神飛,鼓勇独登、入則楼?高下,檻路届曲,崖既矗削,為天下巨観。而寺之点綴,兼能尽勝,依岩結構,而不為岩石累者僅此。而増寮位置適序,凡客坐禅龕,明窓暖榻,尋之間、粛然中雅

 現存する建物は明清代に修繕されたもので、1957年に山西省重点文化財に、1982年に全国重点文化財に指定されました。

 懸空寺には主要な建物が6つあり、これらが木製の桟道で結ばれています。建物内には多くの塑像が置かれていますが、三教殿には仏教、道教と儒教の三開祖の釈迦、老子、孔子の塑像が一堂に並んでおり、稀有な眺めとなっています。


 ※懸空寺周辺を360度パノラマでご覧になれます!
   出典:グーグルマップ
   マウスで上記をクリック後、写真見ながらマウスでグルーと回転してみてください!


 以下は懸空寺の写真集です。
 

懸空寺   出典:wikipedia


懸空寺   出典:懸空寺千年屹立「天上寺院」見證信仰堅貞| 天空之城| 大紀元


懸空寺   出典:wikipedia


懸空寺   出典:wikipedia


懸空寺   出典:中国国家観光局公式Web

 以下は劉榮三さんが撮影、制作した懸空寺のYouTube動画です。


出典:劉榮三さんが撮影、制作した懸空寺のYouTube動画


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