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トルコの世界遺産17

ギョレメ国立公園及び

カッパドキアの岩石遺跡(1985年)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月23日 更新:2019年4月~6月
独立系メディア E-wave Tokyo
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 次はトルコの世界遺産17です。

 私達はアンカラで知り合ったアンカラ大学日本語学科卒の男性からカッパドキアへの一泊二日の視察を提案され彼の4WDの車で、アンカラ、カッパドキアに行きました。カッパドキア視察終了後、アンカラ空港からイスタンブル空港に航空機で向かいます。

◆ギョレメ国立公園及びカッパドキアの岩石遺跡群


出典:Wikipedia

 ギョレメ国立公園(トルコ語:Göreme Milli Parklar)はトルコのカッパドキア地方ネヴシェヒル県にある国立公園です。

 奇岩群と古代ローマ時代にギリシア人のキリスト教徒によって建設された地下都市があります。カッパドキア観光の中心地であり、1985年、ユネスコの世界遺産(複合遺産)に「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺跡群」として指定されました。


ギョルメの岩窟教会
CC 表示-継承 3.0, リンク
Source:Wikimedia Commons

 この地域への初期の移住は キリスト教が伝播した頃の古代ローマ後期にさかのぼります。史跡の中にはギョレメのオルタハネ、ドゥムス・カディル、ユフス・コックとベジルハネの教会、岩から彫られた家々と縦抗があります。

 以下の出典はTBSの世界遺産特集

 トルコ中部の標高1,000mの岩石地帯・カッパドキアは、不思議な形の岩が並び立ちます。何万年もの時間をかけ、火山活動と風雨の浸食により地球が造りだした奇跡のような岩の造形美。ユニークにして圧巻です。

 カッパドキアには300を超える地下都市が存在します。キリスト教徒が一時的な避難所や修行の場として掘り進めたものといいます。中には深さ50mを超えるものもあり、網の目のように地下空間と通路が広がります。詳しい生活の記録や痕跡がないため謎が多いといえます。

 キリスト教徒たちが奇岩や岸壁を掘り、数々の聖堂や修道院を建造ましした。アリの巣のような景観に加え、アーチやドームといった建築様式やフレスコによる宗教画が岩窟の中に残っています。まさにカッパドキア独自の世界です。

 トルコ中部・カッパドキアは世にも稀な場所です。大地が造りだした不思議な岩の景観です。

 ここをキリスト教徒たちは修行の場に選び、岩窟を掘って聖堂や修道院を造りました。さらに地下へも掘り進み、巨大な地下都市が造られました。自然の奇妙な風景に、人間の執念深いまでの「掘る」行為が加えられ誕生した奇妙な景観は、複合遺産にふさわしいと言えます。



撮影:青山貞一 アサヒペンタックスSV


世界遺産 登録基準

 この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用です)。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。

3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

(7) ひときわすぐ


世界遺産17-2つづく