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私たちは一般道を北上し須賀川市に入った。 出典:東京都市大学青山研究室+環境総合研究所(東京都品川区) ●須賀川市 須賀川市とは(公式ホームページ) 須賀川市の位置図 須賀川市は福島県の中通りに位置し、福島空港がある。私たちは過去、何度か福島空港の騒音調査で来たことがある。須賀川市は有名な牡丹園などの観光地でもある。 北作付近、ながぬま ニュータウン 須賀川市歴史民俗資料館の位置図 以下が福島県須賀川市における測定結果である。福島県須賀川市の平均測定値は、福島県西郷村の2倍弱高かった。地図を見れば分かるように、須賀川市は西郷村に比べ約20km、福島第一原発に近い。 表 福島県須賀川市で測定した放射線量(2011.6.18) 単位:μSv/h
●郡山市 郡山市とは(公式ホームページ) 郡山市の位置図 郡山市は福島県最大の人口(約30万人)をもつ福島県随一の大都市である。 郡山市には産業廃棄物処分場建設問題に関連し、広田次男弁護士と一緒に何度も来ている。東京など首都圏で発生した産業廃棄物は、福島県の中通りや浜通りに処分されることが多い。 産廃処分場や産廃焼却施設の立地、建設に際し、地域紛争となり、さらに訴訟に発展する。福島県内の産廃関連訴訟ではいわき市の広田弁護士らが住民側の弁護士となることが多く、そのような場合、地域住民、農民の依頼で何度となく福島県の中通りや浜通りに足を運んできた。 郡山市にはいるとポツポツと小雨となった。 郡山市も福島市同様、福島第一原発から50km以上離れているが、結構、放射線量が高いことが報告されている。 郡山市の中心市街地で放射線量を測定する。 国道49号と内環状の交差点(菜根屋敷)手前、郡山商業高校横では、2.05μSv/hと、はじめて2μシーベルトを超えた。 表 福島県郡山市で測定した放射線量(2011.6.18) 単位:μSv/h
郡山市の中心市街地で昼食をとり、さらに福島市に向け国道4号を北上する。 国道4号バイパスと県道296号の交差点でも放射線量を測定する。地表面では2μSv/hを超している。 表 福島県郡山市で測定した放射線量(2011.6.18) 単位:μSv/h
郡山市では、さらに磐越自動車道と国道4号が交差する北側の中原という地点で放射線量を測定する。地表面ではじめて3μSv/hを超えた。 表 福島県郡山市で測定した放射線量(2011.6.18) 単位:μSv/h
つづく |