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真夏のスペイン

スペイン・アンダルシア短訪

グラナダ・

サンタ・アナ教会・アルバイシン地区

鷹取敦

掲載月日:2016年9月15日
 独立系メディア E−wave
無断転載禁


内容目次
  1 歴史的背景 付 滞在中の個人線量記録
マラガ 8/14 2 歴史と街並み | 3 ヒブラルファロ城 | 4 アルカサバ
8/19 5 カテドラル | 6 ピカソ美術館・ピカソの生家 | 7 フェリア・デ・マラガ
8/20 8 アタラサナス中央市場
セビリア 8/15 9 歴史と街並み | 10 アルカサル | 11 カテドラル
| 12 マエストランサ闘牛場・黄金の塔 | 13 スペイン広場
コルドバ 8/16 14 歴史と街並み | 15 ビアナ宮殿 | 16 ポトロ広場・ローマ橋
| 17 メスキータ | 18 アルカサル・シナゴガ・アルモドバル門 | 19 灯火のキリスト広場
グラナダ 8/17 20 歴史と街並み | 21 サンタ・アナ教会・アルバイシン地区 | 22 カテドラル・マドラサ
| 23 アルハンブラ・庭園 | 24 アルハンブラ・宮殿 | 25 フラメンコ

 グラナダの街の中心部にイザベル・ラ・カトリカ広場があり、カスティーリャ王国のイザベル女王とコロンブスの像があります。ビルに囲まれた広場で風情のない広場ですが、街歩きの目印となります。

 カトリック両王(イザベル女王とアラゴン国王フェルナンド2世)の時代、コロンブスの西回りでインドに到達する航路の開発の計画(結果として新大陸を「発見」)に対し、アラゴン王フェルナンド2世は乗り気でなかったのに対し、グラナダ陥落後、財政に余裕ができた時点で、イザベル女王はコロンブスの計画を承認し支援しました。その結果、新大陸の権益はカスティーリャ人に独占され、アラゴン王国に含まれるカタルーニャ等の衰退に繋がりました。


撮影:鷹取美加 CASIO EX-ZR700


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 13時37分現在29℃です。グラナダも内陸にあるせいか朝は20℃を下回るほど涼しく、午後のピークまで気温の上昇に時間がかかるようです。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 まずケバブで腹ごしらえをしました。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 ヌエバ広場をとおりアルバイシン地区の方に向かいます。下の写真はヌエバ広場に面したアンダルシア州高等裁判所です。

 ヌエバ広場はアルハンブラ物語の挿絵としても描かれています。広場の横には王立大審問院、ムデハル様式のサンタ・アナ教会等があります。また、カレラ・デル・ダーロ(街道)には、アルバイシン地区とアルハンブラ宮殿をつないでいたカディ橋の廃墟が見られるそうです。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 ヌエバ広場の東端にサンタ・アナ教会が見えてきました。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

■サンタ・アナ教会

 サンタ・アナ教会は1535年、イスラム時代のモスク Almanzora の跡に典型的なムデハル様式でダロ川岸に建てられました。サンタ・アナは聖母マリアの母である聖アンナを意味します。

 ガラスの入った塔は、1561年〜1563年に建てられ、グラナダのムデハル様式の中で最も美しいと言われています。広場に面したファサードも建築的に価値のあるものと言われています。この教会は結婚式を挙げるのにグラナダで一番人気があるそうです。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 1.5ユーロで教会の内部を見学できました。


撮影:鷹取美加 CASIO EX-ZR700


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 天井は見学する時にいただいたパンフレットの表紙にもなっています。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 サンタ・アナ教会の横のダロ川に沿った道をセグウェイツアーが通っています。写真の木の後ろ側にサンタ・アナ教会があり、教会と手前の道の間がダロ川です。この北側がアルバイシン地区です。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 上を見上げるとアルハンブラ宮殿の城郭の一部が見えます。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

■アルバイシン地区

 アルバイシン地区はナスル朝によってアルハンブラ宮殿に面した丘陵に築かれた、アルハンブラよりも古いグラナダ最古の街並みです。10世紀、11世紀などの遺跡も残っています。

 城壁の中には後ウマイヤ朝が衰退した後のズィーリー朝の初期の城砦があります。城郭都市として造られたため、道は迷路のように入り組んでいます。アルハンブラ宮殿、ヘネラリフェと合わせて世界遺産として登録されています。

 ダロ川からアルバイシン地区に少し入ってみました。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 丘陵の斜面を入り組んだ坂道と階段で上っていきます。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 道路の中央に水が流れる溝があります。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 少し標高が高くなり、下の写真のようにアルハンブラ宮殿が見えるようになってきました。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 アルバイシン地区のある丘陵の上まで徒歩で登るわけにはいかないので、西に向かって坂を下りていきます。ほとんど人通りはありません。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 下の写真のサン・グレゴリオ広場まで来ると人通りが多くなってきました。さきほど通ったヌエバ広場の北側あたりです。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 サン・グレゴリオ広場から西側にはカルデレリア・ヌエバ通りがあります。アラブ街とも呼ばれていて、主にモロッコ商人が仕入れてきたものを売る、アラブ風のレストランや雑貨屋、ケバブ屋がぎっしりと並んでいます。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900

 この後、一旦ホテルにもどり、次はカテドラル等に向かいます。

 ホテルの前の通りにはレストランが並んでいますが、ちょうどお昼時です。時刻は14時46分です。


撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900


つづく