真夏のスペイン スペイン・アンダルシア短訪 マラガ・アタラサナス中央市場 鷹取敦 掲載月日:2016年9月15日
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◆アタラサナス中央市場出典:グーグルマップ マラガについて先にまとめたため、最終日、空港に向かう前に立ち寄ったアタラサナス中央市場(Mercado Central de Atarazanas)について紹介します。ホテルから中央市場近くまでバスで移動し、中央市場と近くのデパートに立ち寄った後、徒歩で地下鉄の駅に移動し、空港に向かいました。 中央市場は、グアダルメディナ川の近くにあります。イスラム時代は造船所だったところで、14世紀の中央門が残っているそうですが、残念ながら中央門の存在には気がつきませんでした。改装して2010年に営業を再開しています。 以下は、グーグルマップのストリートビューでみた中央門です。改装してもこのように歴史的な景観が保存されています。 出典:グーグルマップ グアダルメディナ川の向こう岸のバス停で降りて市場まで歩き、下の写真のように側面の入口を見つけて中に入りました。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 市場内は肉類、魚介類、野菜果物類のコーナーに大きく分かれています。お店の人はとても陽気でフレンドリーで、かつ商売上手でした。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 肉類のコーナーでは、ハム、ソーセージのような加工品から、羊の頭のようなものまで売られていました。 下の看板にある「MEDINA」は、イスラムの第二の聖地であるメディナ※(アラビア語でマディーナ al Madina)に由来しているものと思われます。ここにも歴史的なイスラムの影響が見られます。 ※メディナ:メッカで神の啓示を受けた預言者ムハンマドが、同じクライシュ族(イスラム教に改宗しない多神教徒)からの迫害を逃れて移住(ヒジュラ)したのがメディナです。メディナではバドルの戦いで3倍以上のクライシュ族ひきいるメッカ軍を破った奇跡的な勝利により、教友(イスラム教徒)の信仰心を高めたと言われています。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 肉類の市場の屋根は下のように木造です。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下の写真の右奥がちょうど中央門の内側にあたります。光が差し込んでいる部分は中央門のある建物で、この下は魚介類の市場になっています。手前が肉類の市場です。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 中央門の反対側はきれいなステンドグラスになっていました。 魚介類の市場では、貝類売り場が多く目に付きました。 ここからは魚介類のコーナーです。その日の食材を購入しに来てるのでしょうか。午前10時前ですが、買い物をする人達が市場に集まっています。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 魚介類のコーナーを挟んで反対側は果物や野菜のコーナーです。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 マラガをまとめて紹介するために初日の次に、最後の2日間に飛んでしまいましたが、2日目(8月15日)のセビリア(セビーリャ)に続きます。 つづく(8月15日のセビリアへ) つづく(滞在中の個人線量記録へ)時間順の場合 |