忍城の行田探訪 水城公園 青山貞一 池田こみち Nov 25 2016 Alternative Media E-wave Tokyo 無断転載禁 |
一通り博物館と忍城を視察した後、私たちは駐車場に置いた車で城から約1km南にある水城公園に向かいました。 行田市にはかつての忍城の周辺の外堀跡を整備した公園として水城公園があります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-10-15 明治時代になって、忍城が取り壊されたあと、外堀は忍沼と呼ばれていましたが、北部から次第に埋め立てられ、行田市役所や市立体育館が建設されてゆきました。 そして現在水面が残る南端部が1964年(昭和39年)4月、県内最初の都市計画公園として水城公園が開園しました。広さは約10.3 haあります。 水城公園の前身となる公園として成田公園(のち忍公園)が城跡周辺に所在していましたが、これは、明治政府が1873年(明治6年)に近代化路線の一環として太政官交付で公園制度を発足させ整備したもので、さいたま市浦和区の調公園(当時は浦和公園偕楽園)に次いで県内で2番目の公園として1875年(明治8年)に開園したものです。 当初の計画では陸上競技場や体育館などを園内に併設する予定でした。 また、水城公園の広場には桜が200本植えられており、桜の名所としても知られています。外堀跡の水面にはホテイアオイの群落があります。 出典:Wikipedia 郷土を象徴する歴史的な忍城の堀の一部がこのような形で水城公園となり保存され、市民の憩いの場となっているのは大変素晴らしいことだと思います。 水城公園はかなりひろいのですが、今回は時間の関係もあり、車で二度回りました。 出典:グーグルマップ 以下は車窓から撮影したものと、一部グーグルストリートビューで見た水城公園です。 この水城園内の至るところに田山花袋などの記念碑が立っています。 つづく |