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バルト3国現地調査 リトアニア
カウナス市街へ

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

10 April 2010 無断転載禁
初出:独立系メディア「今日のコラム」

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旧市庁舎から夜明けの門 第九要塞博物館@
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聖ペテロ・パウロ教会 カウナス市街へ
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【ヴィリニュス博物館】 カウナス城・ネムナス川
KGB(絶滅)博物館@ 【シャウレイ・十字架の丘】
KGB(絶滅)博物館A カウナスから「十字架の丘」へ
KGB(絶滅)博物館B シャウレイの丘
国立ユダヤ博物館 「十字架の丘」の歴史

●2月17日(水) カウナス市街へ


カウナス
出典:グーグルマップ

 第9要塞を後に、私たちはリトアニアの首都でもあったリトアニア第3の都市、カウナス市街に向かう。

 ここでもやはり雪がじゃまして道路はなかなか難しい。がやっとのことでホテル近くに到着。カウナス市街も下の写真のように雪で真っ白だ。

 カウナスの市街そして世界遺産でもある旧市街はいずれも、ネリス川とその支流ネムナス川に挟まれた半島のような地域にある。


カウナスの位置


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 4時近くにホテルを探すため、カウナスの広場の近くの露地に車を駐めて歩いて探すことにした。

 なかなかホテルが見つからないので、一旦、カナウスの目抜き通り(上の写真の通り)でライスヴェス通りから少し脇に入ったヴィタウタス大公像近くの駐車スペースにおき、歩きながら探すことにした。


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 並木道のまっすぐなライスヴェス通りが続いている。なかなかグーな道だ。

 つきあたりには聖ミカエル教会がある。しばらく探すと左側の露地を入ったところに予約した由緒ある古いホテルがカナウス工科大学の隣で見つかった。


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 どこもかしこも、雪ばっかり。しかも結構な積雪だ。


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 急いで車を置いた場所に戻ると、車に赤いステッカーが張ってある!どうも駐車違反の警告のようだ。

 ホテルに戻りホテルの受付の人に渡すと、すぐに書いてある電話番号に電話し、事情を説明してくれた。あらかじめ英語でホテルの受付の女性に説明していたことそして海外から来ていることなどもあり、結局おとがめ無しとなってほっと一息。


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 ホテルの駐車場は工科大学の裏庭に入るところがわかりにく。車をカナウス工科大学の側から入ったところにあるホテルの駐車場に置いた。

 ホテルの敷地内に駐められて安全だった

 チェックインして一休み。

 宿泊したホテルは19世紀からあるカナウスでも老舗のホテルだそうで、タイムスリップしたような雰囲気。

 4階建てでエレベータがないもの、ロケーションは目抜きのライスヴェス通りのちょうど真ん中ほどにあり、値段もリーズナブルだった。

 今日は朝からの強行軍で疲れきっているので、旧市街視察は明日の朝にして、食事を取って早めに休むことにした。

 少し休んでからお腹も減ったので夕食にでかける。昼は朝食時にホテルでつくったサンドウィッチだけだったのでお腹が空いている。

 昨日同様、「地球の歩き方」に掲載されている店を探す。店の名前はジャリアス・マタスだ。リトアニアの伝統料理をリーズナブルな価格で食べさせてくれるらしい。

 ライスヴェス通りの東端には、聖ミカエル大聖堂がある。

 
 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 場所は聖ミカエル聖堂の近くだ。


リトアニアの古都、カウナスの聖ミカエル大聖堂 
 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010


 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 17 Feb. 2010

 店は田舎屋風というか農家風のレストランだが、外からは営業しているかどうかさっぱりわからない。暗いなか、ドアを開けるとレストランは営業しており、多数のお客が入っていた。ライブのピアノもある。

 昨日のヴィリニュス同様、レストランには予約をしていなかったが、簡単に入れた!

 店は下の写真のような雰囲気。


出典:店の公式Webより


出典:店の公式Webより

 昨日同様、スープ、サラダ、パン、メインを注文する。

 いずれもリトアニア料理だ。おなか一杯おいしい料理を食べ、昨日同様、一人当たり600円程度。超リーズナブルでおいしく量もある!

 日本だと一桁違うことは間違いない。昨日同様、夕食には大満足だ!


つづく


【参考資料】
・地球の歩き方、「バルト3国、エストニア・ラトヴィア・リトアニア」、ダイヤモンド社
・Wikipedeia English Edition