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●2月16日(火) 終日:リトアニア・ヴィリニュス
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現地調査・視察の行路地図 作成:青山貞一
2月15日深夜、ヴィリニュスに到着し、空港からタクシーで何とかホテルに到着した。疲れ切っていて、本当に何とかたどり着いた。
■ホテル
予約したホテルは旧市街から500m程西に離れているものの、逆に無料の駐車場がある。設備も部屋の広さもある。インターネット回線もあり、さらに朝食がすばらしかった。しかも、受付の人は皆サービス満点だ!
いずれにせよ、シーズンオフだとすべてがリーズナブル!!
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
中はなかなか面白い構造となっている。外は厳寒でもホテルの中は天国!
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
グーな朝食の後、徒歩で旧市街入り口まで散歩。
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ホテルの朝食
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
■レンタカー
私たちはマイナス3〜5度Cのリトアニアからマイナス10〜12度Cのエストニアまでの移動に東京から予約したレンタカーを使った。
これはバルト3国を走る列車が一日に1、2本、長距離バスも数本しかなく、しかも首都以外の地方都市も視察する計画だったので、どうしても車が必要となったからだ。
今回の旅行では東京から小型乗用車のレンタカーを予約していた。
当初はヴィリニュスの市街にあるレンタカー屋の事務所に行く予定だったが、2月16日の朝、ホテルのフロントに依頼し、レンタカーをホテルまで届けてもらうことにした。
レンタカーの運び代はタダとのこと。ホテルに午前10時に戻り、レンタカー屋への手続をホテルで行う。
このように幸いオートマチックのレンタカー(アウディA3、1600CCのオートマチック)をリトアニアのホテルにおいて借ることが出来た。車の返却は、エストニアのタリン空港で返却する方法(他国で乗り捨て)だ。
しかも、通常の欧米、カナダなどで借りる場合の半額以下で借りることができた。ホテルからレンタカー事務所まで3km以上離れていたこともあり、ホテルまで配車してもらい簡単な手続でアウディA3が借りられたのはグーだ!
下の写真にある車がアウディA3、1600CC、燃料はユーロ95Eというガソリンである。欧州ではディーゼル乗用車が圧倒的に多いが、私たちはガソリン車を選んだ。
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オートマチックのレンタカー(アウディA3)
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
驚いたことに、ホテルの駐車場に黒いネコがいた。だが、今回、2月厳寒のバルト3国の現地滞在中、ヴィリニュスでも、カナウスでも、マイナス16度のタリンでも、路上や駐車場でネコを見かけた!
やはり厳寒の地に生活するネコは、それなりに寒さに対応したネコになっているのだろうか? 今回の旅では、ヴィリニュスのKGB博物館玄関、カウナスの第九要塞の出口、タリンのホテルの駐車場でもネコにあった。これについては本ブログのなかで紹介したい。
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ヴィリニュスのホテルの駐車場にいた黒いネコ
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
■両替問題とホテル周辺の散歩
すでに述べたように、昨日の深夜の空港では、すべての両替屋が閉まっていた。
ホテルのフロントで聞くと2月16日の今日も建国記念日で休日のため銀行もすべてがお休みで両替ができないことが分かった。これにはまいった。
午前7時に起き、朝食を済ませ一旦ホテル周辺に散歩に出てみる。
フロントで聞いたところによると、近くの大型スーパーで両替が出来るかもしれないというので行ってみるが結局NG。もちろんスーパーではユーロも使えない。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
MAXIMAというスーパーは、リトアニアを中心にバルト三国にある大きなスーパーだが、それぞれ現地通貨でないと何も変えないし、キャッシャーには英語がまったく通用しなかった。
現地リトアニアは2月16日が独立記念日であったため、結局、両替を行う銀行まですべて休みだった。それにしても、東欧など、旧共産圏のスーパーやキヨスクの係の女性はどこもかしこも、無愛想だ。
数年前、スロバキアの大型スーパーでやはりキャッシュ係のおばさんの余りもの対応の酷さに激怒したことがあるが、何しろ英語が全く通じない。こっちが何で怒っているかも分からないのは至極残念。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
■旧市街まで試しに散歩
この後、旧市街まで歩いていって見る。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
世界のまちを歩いていて最も気になるのは、やはりゴミ分別だ。下はヴィリニュス新市街の路上にあった分別箱。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
下は新市街と旧市街の境界にあったミュージカルのシアターである。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
以下は今週、今月の出し物を紹介する看板。残念ながらリトアニア語でさっぱり内容は分からなかった(笑い)。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
下はホテルの近くにあったロシア正教の教会。なかなか色合いがかわいらしい。おとぎの国に出てくるような教会だ。
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ロシア正教の教会
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
雪で道も悪く、散歩とはいえ、新市街と旧市街の境界線上にあった下の建物を最後に、一旦ホテルに戻る。外気温はマイナス3度と寒い。
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撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
■旧市街の世界遺産歴史地区に試し運転
車は快適。 レンタカーでヴィリニュス旧市街を試しで視察する。
さっそく街に出てみるが、ヴィリニュスは一方通行が多く、特に旧市街地は走りにくい。おまけに雪で道幅が狭くなっていて走りにくい。ヴィリニュス旧市街やその周辺の駐車場は全て路上で有料。とめたくても小銭はない。
予想されたことだが、ヴィリニュスの旧市街は一方通行ばかりで分かりにくい。しかも、曲がりくねった狭い道沿いに多数の教会がひしめいている。
下の2枚の写真は、いずれもヴィリニュスの旧市街内の道路。元々狭い道を雪がさらに狭くしている。歩くのが一番だが、何しろ寒くて30分以上はいられない!
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旧市街の道路
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
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旧市街の道路
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 16 Feb. 2010
下はヴィリニュス旧市街の街路図だが、比較的幹線道路でも幅員は5−7m、それ以外は3m程度で一方通行となっている。
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Source:http://www.tz.skynet.lt/vilnius.htm
つづく
【参考資料】
・地球の歩き方、「バルト3国、エストニア・ラトヴィア・リトアニア」、ダイヤモンド社
・Wikipedeia English Edition