日本と中国の歴史をひも解くシリーズ 南京大虐殺 8 原題：南京大屠杀 来源: 百度百科 中国語翻訳：青山貞一（東京都市大学名誉教授） 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年12月31日 |
総合メニューへ 南京大虐殺 ８ 南京大虐殺1 南京大虐殺2 南京大虐殺3 南京大虐殺４ 南京大虐殺5 南京大虐殺6 南京大虐殺7 南京大虐殺8 南京大虐殺9 南京大虐殺10 南京大虐殺11 南京大虐殺12 南京大虐殺13 ビデオ映像 南京大虐殺の現在までの唯一の映像は、アメリカの牧師ジョン・マギーが1937年に1930年代の16mmカメラで撮影したもので、4リール105分のフィルムが使われている（2001年にジョン・マギーの息子、デビッド・マギーが南京大虐殺記念館に寄贈）。 2019年12月13日、ニューヨークの南京大虐殺記念協会の3人の会長である邵子平、陳賢中、姜国珍は、ジョン・マギーの映像の「1インチディスク」の「37分」バージョンをアメリカの牧師に寄贈した。 37分」バージョンの画像には、新たに10件の被害者が追加されており、これまでに発見された様々なバージョンのマギーの画像の中では、南京大虐殺で日本軍が行った残虐行為について、最も包括的かつ有益なものとなっている。[48] 責任所在の決定 34万人の罪のない中国の男性、女性、子供たちが日本軍の剣の下で亡くなり、何十億ドルもの財産が日本軍によって破壊され略奪されたのだから、このような凶悪な犯罪や残虐行為の直接の加害者はすべて、法的にも道徳的にも責任があるはずである。  無謀な殺戮と強姦 ラーベと南京の安全地帯（写真20枚） 軍に同行したジャーナリストの小俣幸夫氏は、「強姦しない兵士はほとんどいなかった 」と報告している。 また、南京百人斬りを正当化するための東京裁判に出席した毎日新聞の鈴木二郎記者は、「残った中国兵は街中で掃討されていった」と述べている。 将校が捕まれば柳の木に縛られ、生きた標的として撃ち方や刺し方を教わり、兵士が捕まれば穴の前に座らされて首をはねられる。 私は二等兵で、銃剣を使って中国兵を刺しただけです。 よく知られた「殺人者」である向井少尉と野田少尉は、南京から20キロ離れたジュロン県に入った時点で78人、89人の無辜の市民を殺害し、南京郊外の紫金山に到着した時点でそれぞれ105人、106人を殺害したが、150人に達するまで殺害することを約束した。 この2人の「殺戮の鬼」のレースは、東京の新聞でも武者修行と称された。 しかし、この「殺し合い」の主犯格は田中淳一大尉で、彼は「尊い刀」で300人以上の中国人を殺したのだが、残念ながらまだ世間には知られていない。「南京大虐殺」は孤立した現象ではなかったが、日本の中国での残虐行為、虐殺や強姦は、世界に衝撃と抗議を与えた「南京大虐殺」のために終わることもなく、本当に止むこともなかった。 軍事訓練の残虐性 写真週刊誌では、南京大虐殺における日本の残虐行為を記録している。 ピクトリアル・ウィークリー』は、南京大虐殺で日本軍が行った残虐行為を記録していた[49]。 日本軍の厳しい規律、殴打、生活への干渉、個人の尊厳の破壊、厳格な階級制度は、無条件の服従を生み、部下や兵士は、上官や直接命令する者だけでなく、大帝国の最高司令官である天皇自身の命令も受け入れるようになった。 日本兵の人生の残酷さと軽さは、日本の地理、文化、封建制度とも切り離せない。 兵士一人一人に「大和魂」（大和民族の精神）の思想が植え付けられ、「大和民族」としての使命感と誇りが育まれていった。 1930年代、日本はナチスのヒトラーを教師にして、大和民族の優越感を強化した。 南京大虐殺では、多くの日本兵や将校が中国人を「清国の奴隷」と呼び、好き勝手に殺していた。[50] 南京大虐殺9へつづく |