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●岩手県南部の景勝地、一関「猊鼻渓」 2011年11月20日日曜日、私たちは今回、三日目夜に一関市の「猊鼻渓 」近くのホテルに宿泊したこともあり、気仙沼現地調査終了後、「猊鼻渓 」の船着き場近くの駐車場に車を止め、急いで最終の「猊鼻渓 」川下り線に駆け込んだ。 以下は グーグルマップで見た一関市の「猊鼻渓 」である。マウスを使用することで拡大、縮小、移動などが自由に行えるとともに、衛星画像、通常の地図、3次元立体地図、地形図などを切り替えてみることができる。 ●一関市の「猊鼻渓」 私たちは、この「猊鼻渓 」川下りは初めての経験であったが、Wikipediaの解説にあるように、岩手県で最初(1923年10月8日)に、国の名勝に指定されたとのことだ。
下は、「猊鼻渓」川下りの乗船切符。被災地への義援金が含まれている! 猊鼻渓川下りの乗船切符。義援金の証のスタンプもある 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 猊鼻渓 は砂鉄川が石灰岩を浸食してできた約2kmの渓谷である。 猊鼻渓川下り 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 時期が時期、11月下旬、しかも夕方で寒かったが、すばらしい渓谷美を堪能することが出来た! 猊鼻渓川下り 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 紅葉の時期としては遅いが、それでも渓谷沿いに紅葉がみれた 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2011.11.20 鴨がエサを求めて併走?している。くちばしの先が黄色いのがカルガモ、くちばし全体が黄色い鳥がかもとのことである。 猊鼻渓川下り 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 同じくエサを求めて大きな鯉が船に寄ってきた。 大きな鯉も砂鉄川に泳いでいた 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2011.11.20 動画撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 両側には100〜150mの断崖絶壁がそびえ立つ。その絶壁の間を透明度の高い澄んだ水がゆったりと流れる。 猊鼻渓川下り 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 猊鼻渓川下り 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 船で行ける砂鉄川、猊鼻渓の最奥部。銀色の120mに及ぶ岩がそそり立っている! 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2011.11.20 帰りの船で、船頭さんが民謡を2曲歌ってくれた。さすが本場中の本場、すばらしい! 船頭のなかの最高齢、ベテランの小原松男船頭 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 11月下旬はすでに紅葉の季節は終わっているが、少しだけ紅葉も楽しめた。 下は、猊鼻渓川下りの船頭さんの陣容。前列真ん中が小原松男船頭である。 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 以下の動画は、来年定年を迎えるというベテランの船頭さんが歌う南部牛追唄である! 来年定年を迎えるという小原松男船頭が歌う南部牛追唄 動画撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 南部牛追唄の歌詞
猊鼻渓川下りの船頭さんが歌っている↑の 「南部舟歌の歌詞」(四フレーズ目)に出てくるナギの葉を調べてみた。 すると、「ナギの葉」とは ナギ は 梛 のこと。 http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-nagi.htm ナギの名が、海の凪(ナギ)に通じることから、航海の平穏を祈るご神木となっていることが多い。また、別名がいろいろあるように、葉を葉脈の方向に引っ張ってもなかなか切れない。この強い葉から、男女の仲を結び付ける力も強いと信じられ、昔は鏡の底にナギの葉をいれ、夫婦の縁が切れないよう、離れていても忘れぬよう、と願ったとか。 魔除けのお守りとされたナギの葉 http://www.mikumano.net/nikki/pendant.html ナギは熊野権現の御神木で、その葉は、袖や笠などに付けることで魔除けとなり、帰りの道中を守護してくれるものと信じられていたことがわかった。 つづく |