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    ボロブドウール寺院遺跡群
  Archaeological site of Borobdur temple

 サムドラ・ラクサ船の航路
 Museum Kapal Samudra Raksa

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年1月31日
独立系メディア E−wave Tokyo
 
無断転載禁
@ 博物館へ A 博物館概要 B 船のレリーフ C 船の絵画 D 船の歴史
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J 大航海時代 K 東インド会社 L 東インド会社2 M 日本の進出

 2003年9月12日に、船はインド洋の海鳥のコロニーで有名なセーシェルのビクトリアでドッグインに成功しました。 2週間後の2003年9月29日、サムドラ・ラクサ船は東アフリカのマダガスカルに向けセーシェルを出航します。 10月14日に、サムドラ・ラクサ船はマダガスカルのマハジャンガに到着しました。さらにマダガスカルを出航後、10月26日、サムドラ・ラクサ船は、南アフリカの喜望峰(ケープタウン)に向けて再び帆を上げます。

 ケープタウンに向かっての航行で11月16日、一行はリチャード湾に停泊し、12月1日には、ダーバン港に停泊します。さらに12月7日にはポートエリザベスで停泊し、2004年1月5日に
サムドラ・ラクサ船はケープタウンに到着しました。

 サムドラ・ラクサ船はケープタウン出航後、セントヘレナ島に停泊します。このセントヘレナ島はナポレオンがワーテルローの戦いで敗北し島流しされたことで有名です。さらに、アフリカ本土から2000km西に離れたセントヘレナ島を船は赤道に向かって出航しました。

 さらに約2週間後の2004年1月17日、サムドラ・ラクサ船はガーナのアクラに上陸しました。アクラは西アフリカ・ガーナの首都です。セントヘレナ出航後、到達しました。シンプルな木造船でジャカルタを出航後、半年以内でアクラに到着したのです。
サムドラ・ラクサ船は 5ノット超の平均速度で11000マイルを航行し112日間海でアフリカのガーナまで到達したのです。

 しかし、サムドラ・ラクサ船は昔の船と異なり、GPS、衛星電話はじめ他の近代的な航法装置を装備しています。多くの人が関与し、ボロブドゥール寺院の回廊でのレリーフ船との出会いから今回の夢を実現するため多くの人々が努力を重ねてきたのです。

 以下は、サムドラ・ラクサ船の主な停泊地です。


出典:グーグルマップ

 
以下は海洋を進むサムドラ・ラクサ船です。


Source:Museun Kapal Samudra Raksa


Source:Museun Kapal Samudra Raksa


 以下は喜望峰(ケープタウン)、アックラ、セントヘレナなど主な寄港地の写真です。


南アフリカ、ケープタウン到着時の写真
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-18


南アフリカ、ケープタウン  出典:グーグルマップ



西アフリカ、ガーナの首都アクラ到着時の写真
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-18



西アフリカ、ガーナの首都アクラ   出典:グーグルマップ



大西洋、セントヘレナ島到着時の写真
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-18



大西洋、セントヘレナ島   出典:グーグルマップ

 以下はSamudraraksa船で使われた生活用品などです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18


つづく