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   ボロブドウール寺院遺跡群
 Archaeological site of Borobdur temple

サムドラ・ラクサ船博物館の概要
 Museum Kapal Samudra Raksa

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年1月31日
独立系メディア E−wave Tokyo
 
無断転載禁
@ 博物館へ A 博物館概要 B 船のレリーフ C 船の絵画 D 船の歴史
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サムドラ・ラクサ船博物館の概


 
サムドラ・ラクサ船博物館は2005年8月31日にオープンしました。

 この博物館は航海に成功した遠征船の乗組員や船を建造したインドネシアの専門家、そして政府による国際共同研究の延長でオープンにこぎつけています。

 またこの博物館に隣接し、ボロブドゥールの考古学研究の複合施設として、すでに見学してきた
Karmawibhangga博物館があります。この博物館には、ボロブドゥール寺院や他の寺院に積まれた石やレリーフなどの考古学的遺物、さらにそれらの写真が展示されています。これら両方の博物館への入場は、ボロブドゥール遺跡公園の入場券に含まれています。


 ところで、海洋とか船舶というと、ボルブドゥールでなんで? と思われるかもしれません。しかし、ジャワ島ではジョグジャカルタ特別州は下の地図を見れば分かるように、南はインド洋に面しています。また北部のスマラン州はジャワ海に面するなど、まさに歴史的に「海洋都市」といえる場所だったのです。さらにジョグジャカルタの港からはマダガスカラに至るまでインド洋の島嶼国との海洋交易をしていたのです。


出典:グーグルマップ

 下は中部ジャワのボロブドウールの位置を示しています。南、北ともに海に面しています。南はインド洋、北はジャワ海です。


出典:グーグルマップ

 展示室には、「ボロブドゥールの船」の時代、別の形をしたいくつかの船が開発されていたことを示すデザインがありました。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-18



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-18



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18


つづく