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    ボロブドウール寺院遺跡群
  Archaeological site of Borobdur temple

  サムドラ・ラクサ船博物館へ
  Museum Kapal Samudra Raksa

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年1月31日
独立系メディア E−wave Tokyo
 
無断転載禁
@ 博物館へ A 博物館概要 B 船のレリーフ C 船の絵画 D 船の歴史
E 船の航路 F 船の展示 G 造船所 H シナモンルート I 海のシルクロード
J 大航海時代 K 東インド会社 L 東インド会社2 M 日本の進出
 
 ボロブドゥール博物館を見学している最中、スコールとなり雨宿りをしていました。その後、雨が止んだので隣にある博物館に向かいました。この博物館は下のグーグルマップにあるように、ボルブドゥール寺院の真北にあります。


出典:グーグルマップ

 下は博物館の外観です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18

 下は博物館の正式名称です。

 当初、この博物館は何の博物館であるかさっぱりわかりませんでした。しかし、中に入るとすぐにわかりました。「海」「船」博物館なのです。正式名称は、インドネシア語でMuseun Kapal Samudra Raksaと言います。英語では、Samdura Raksa Ship Museumです。日本語では、サムドラ・ラクサ船博物館でしょう。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18


This photo of Samudraraksa Ship Museum is courtesy of TripAdvisor

 このサムドラ・ラクサ船博物館は、一階のエントランスと展示室に通ずるアプローチに掲載されたレリーフの写真そして展示室を見ると、どうみても「船」に関係する博物館と直感しました。

 船はインドネシア語で Kapal なので、Samudra Raksa 船博物館、
サムドラ・ラクサ Samudra Raksa という船の博物館ということになります。つまり、ある「船」の博物館なのです。

 実際、展示室に入ってゆくと、どうも単なる「船」ではなく、ジャワ島からインド洋を渡りアフリカの最南端、喜望峰(ケープタウン)を回り、大西洋のセントヘレナ島などにも寄港したという、遠洋船の名前がSamudra Raksaなようです。


つづく