ボロブドウール寺院遺跡群 Archaeological site of Borobdur temple 仏陀の生涯 全体要約 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年1月31日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
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◆仏陀の生涯の全体要約 DVDでは「陀の生涯」をレリーフに沿って解説しますが、その前に、仏陀の生涯の要約を示します。 本論考はDVDではなく、青山、池田が執筆しています。 (1)仏陀の誕生 仏教の開祖釈迦は、紀元前五世紀ごろにインドで釈迦族の王子として生まれました。 本名は姓をゴーダマ 名をシッダールタといいます。 釈迦という呼び名は、その出身である釈迦族からとったものです。のちに真理に目覚めてからは、仏陀(ぶっだ)・釈迦牟尼世尊(しゃかむにせそん)(釈尊(しゃくそん))などと呼ばれるようになります。 (2)仏陀の生涯 誕生 … ルンビニ園で誕生、その後生母の死 (四月八日 花まつり降誕会(こうたんえ)) ルンビニ(Lumbini、藍毘尼)は、ネパールの南部タライ平原にある小さな村。 仏教の開祖・釈迦(本名・サンスクリット語:ガウタマ・シッダールター)の生まれ たとされる地。仏教の八大聖地の1つでもあります。 出家 … 二十九歳ごろに宮殿を捨てて出家(結婚後一子をもうける) 出家(しゅっけ、pabbajja) は、師僧から正しい戒律である『沙弥戒』や『具足 戒』を授かって世俗を離れ、家庭生活を捨て仏門に入ることを意味します。 落飾(らくしょく)ともいいます。 苦行 … それから六年間の厳しい修行(断食と坐禅の日々) 苦行(くぎょう)とは、身体を痛めつける事によって自らの精神を高めようとする 宗教的行為。禁欲とも密接に関係し主立った宗教(仏教、ユダヤ教、キリスト教、 イスラム教、ヒンドゥー教、神道など)には共通して禁欲主義的な傾向が見られ ます。 成道 … 苦行の中止後に菩提樹の下で悟り(禅定の中で悟りを得る) 十二月八日 成道会(じょうどうえ) 成道は、仏教の修行者や求道者が修行を積んだ結果,悟りを開くこと。「道」 は「さとり」の意。たとえば仏陀は苦行の実践を無益であるとして捨てたのち, 菩提樹の下で悟りを開きましたが,これを成道と呼び,毎年この日 (12月8日) に行う法会を成道会 (じょうどうえ) といいます。 説法 … 鹿野苑という地で初めての説法(中道・縁起・四聖諦・八正道) 説法とは、僧侶や住職が聴衆に対して仏教についての事柄を説き聞かす ことを意味します。「釈迦に説法」ということわざが存在しており、これは物事 を知り尽くしている人に対し説いて聞かせるという無駄な行為に対する皮肉 を表すときに使用されています 入滅 … 八十歳、クシナガラの地で DVDでは上記の説法までを対象としており 入滅については解説していません。 (キノコまたは豚肉料理による中毒死)二月十五日 涅槃会(ねはんえ) 入滅(にゅうめつ)は、滅度(めつど)・寂滅(じゃくめつ)ともいいます。 煩悩の炎が吹き消えた状態、宗教的解放を意味する解脱のことです。 また、老荘思想の重要概念語「無為」と訳されることもあります。よって、 「入滅」とは、そのような境地に入ることをいいます。ただし、完全な解脱は 肉体の完全な消滅、つまり「死」によって完結することから、「入滅」とは、 宗教的に目覚めた人が死ぬことをも意味します。 一般に仏の死亡は入滅といい、高僧の死亡は遷化といいますが、特に宗 祖の遷化を入滅と表現することもあります。頭を北、顔を西に向け横たわり 入滅。 ◆仏陀の生涯はボロブドゥール寺院の回廊の上段は120枚のレリーフからなっています。 以下はその一部です。 A-1(青山メモ:ボロブドゥール寺院の回廊の上段は120枚のレリーフからなっている) つづく |