2018年・東日本大震災 復旧実態調査(宮城県編) 釜石市唐丹町小白浜2 青山貞一・池田こみち 環境総合研究所顧問 掲載月日:2019年6月20日 2020年3月11日第2次公開 独立系メディア E-wave Tokyo 断転載禁 |
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12mの高さがある防波堤は中央部分がひっくり返っていた 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 ◆青山貞一・池田こみち:三陸海岸 津波被災地現地調査 ⑩津波の力 明治三陸津波、昭和三陸津波を経験している釜石市唐丹。高台に移転した家屋、世帯はほぼ健在であったが、海浜に降り居住していた世帯は巨大な堤防があったにもかかわらず多くの犠牲者をだしてしまった。 高台に移転した世帯はほぼ被害を免れていたことがよく分かる 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.20 下の動画は、小白浜の防波堤の上で撮影した破壊状況と高台に移転し助かった家屋である。 小白浜の防波堤の上で撮影した破壊状況 動画撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2011.11.21 唐丹では前回、相当詳しく調査していたが、今回は隣にある釜石市立唐丹小学校の被害状況とあわせ時間をかけ調査した。宮城県臨海部でも同じだが、なぜ小学校、中学校などの義務教育の学校施設が海浜や河口付近の海のすぐ隣につくられているのか、大いに疑問を感じた。 唐丹小学校は、3.11の津波により3階建校舎が水没したが、幸い児童約70人は無事であった。2011年4月21日からは、ここから6km離れた平田小学校で1学期の授業を始めたという。 岩手県釜石市唐丹小学校の正門前の青山貞一 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2011.11.19 下は津波に破壊された唐丹小学校の体育館。すぐ背後に低い防波堤があるのが分かる。 岩手県釜石市唐丹小学校の破壊された体育館 撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10 2011.11.19 釜石小白浜3へつづく |