ボロブドウール寺院遺跡群 Archaeological site of Borobdur temple 方形壇回廊レリーフ・東門第1壇 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年1月31日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
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次に基壇ごとのレリーフを紹介します。その際、以下の凡例に即して紹介します。 <凡例> 今後のボロブドゥール寺院におけるレリーフの表示については、以下を基本とします。 (1)門 :ボロブドゥール寺院には東門、南門、西門、北門 と44つの門があります。 本稿では、大部分が「四門出遊」の最初となる東門で撮影しています。 「四門出遊」については、後述する「仏陀の生涯」の解説をご覧ください。 (2)壇数 :壇は下図にあるように、ボロブドウール寺院の地表に近い★1、から順次 ★2、★3、★4,★5 と下から上に向って5壇あり、その順序で紹介します。 n遺跡断面概念図と各壇数(1,2,3,4,5) (3) 列 :列は下図にあるように、門に近い回廊を1列目、2列目、3列目とします。 (4)レリーフ :レリーフ一:門に近い方から次第に離れる方向に紹介していますが、 枚数が膨大なので、紹介はごく一部となります。 なお、回廊から見られるレリーフに上段、下段がある場合の上段と 下段の意味です。 以下の写真は、回廊の上段、下段それぞれにレリーフがある場合です。 出典:Wikipedia 以下の模型図は、上記の凡例を立体的に理解していただく助けになるはずです。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-18 なお、本頁の写真の出典は青山貞一、池田こみち Nikon Coolpix 9900 及びグーグルマップ・ストリートビューです。 以下は基壇を上る階段です。 東門から上段に上る階段 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-17 ここでは、方形壇回廊のレリーフについては、下から第1壇、第2壇、第3壇、第4壇、第5壇として、各壇の「露天の回廊」にあるレリーフの一部を紹介します。 ◆東門 第1壇のレリーフ では、ここで実際にボロブドゥールのレリーフを順次見てみましょう! 最初の東門の第1壇です。 最初は一番下、第1壇のレリーフです。 一番下は下の写真にあるように、基礎石の上にある段を意味します。これより下には下の写真から明らかなように、レリーフはありません。 なお、ここではいずれも東門(East Gate)を対象とします。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-17 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-17 東門の最下段から最上段までの階段 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-11-17 |
◆東門:第1壇 右すぐのレリーフ
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