ボロブドウール寺院遺跡群 Archaeological site of Boroudur temple ボロブドゥール寺院 概要・場所 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年1月31日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
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以下はボロブドウール寺院(遺跡)がある場所とその周辺の概要です。 ◆ボロブドゥールの全体-場所・概要 ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42km、首都ジャカルタからは東南東約400kmに所在し、巨大なムラピ火山などの山々に囲まれた平原の中央に立地、鎮座しています。 Source:Google Map ボロブドウール寺院はジョグジャカルタ市の北西の周りを山々で囲まれた盆地の中にあります。 Source:Google Map ◆ボロブドウール寺院周辺の地理・地形 以下は地形図で見たボロブドウール寺院の立地です。 ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42kmに所在し、巨大なムラピ火山(ムラビ火山は後述)に囲まれた平原の中央に立地しています。 以下の地形図ではムラビ山はボロブドールの北東にあります。 地形図で見たボロブドウール寺院 出典:グーグルマップの地形表示 以下はムラビ山の立体図です。 地形図で見たムラビ山(崋山) 出典:グーグルマップの地形表示 ボロブドウール寺院はまさに周りを山々で囲まれた盆地の中にあることが分かります。なお、ジャワ島には5つ以上の活火山がありますがとりわけ以下のムラビ山は、ボロブドウール寺院を取り囲む中部ジャワにあります。 なお、2010年ムラピ山の灰でボロブドウール寺院は大噴火の被害を受けています。 出典:Wikipedia 以下は、日本の国土地理院の測定によるムラビ山の等高線とハザードマップです。
2005年7月のムラビ山の姿 出典:Wikipedia ボロブドゥール寺院のストゥーパとムラピ山 また以下のラウ山も中部ジャワにある活火山です。 出典:Wikipedia Sudut Lain dari Gunung Lawu, Puncak Hargo Dalem ラウ山 出典:Wikipedia ボロブドゥール寺院遺跡総面積はおよそ1.5万m2。高さはもともと42mでしたが、現在は破損して33.5mになっています。 先にホテルのところで紹介したように、ボロブドゥール寺院とマノハラ・ホテルとは以下のような位置関係にあり、ボロブドゥール寺院視察には、このホテルに宿泊すればベストで、時間の短縮にもなります。しかも、ホテル宿泊者にはいろいろな特典があります。とりわけ、ホテル内の映像視聴室で見たDVD(ボロブドゥールの教え)は貴重なものです。 Source:Google Map ボロブドゥール寺院の周りには、ほぼ円形の周回道路があります。私たちが宿泊したホテルはその周回道路の南東すぐ外側にありました。ボロブドゥール寺への出入りが自由なチケットがもらえるので、夕焼け、日没時における写真撮影も楽にできます。 ボロブドゥール寺院を中心に円があるのは、環状道路です。この環状道路の半径は約150mです。ホテルとは200〜250mの距離関係にあります。 Source:Google Map つづく |