神秘のジャワ島巨大仏教遺跡視察 ジャワ島の大地震 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年1月31日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
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◆2006年のジョグジャカルタ近郊の地震 インドネシアは日本同様、地震大国であり、津波、さらには火山噴火大国です。行き先のジョグジャカルタがあるジャワ島にも火山が多数あります。 また日本同様、火山噴火とは別に活断層による自身もあります。、事実、2006年にはジョグジャカルタの近郊で大きな地震が起きています。 地震によりボロブドゥール寺院遺跡はじめジョグジャカルタ空港近くにあるやはり世界遺産のプランバナン寺院遺跡群も過去、何度かの大きな地震により崩壊しています。 以下は、2006年のジョグジャカルタ近郊の大地震についての解説です。
原因・地震のメカニズム この地震を発生させたのは、現在のところジャワ島中部を南北に走る活断層の活動だと考えられています。 ジョグジャカルタ市街地の東側には南北数十kmに連なる活断層(オパック断層)があります。この断層の南端でM6.2の最初の地震が発生し、直後にその北東でもM6.1の地震が発生し、揺れが連続しました。 このためバンドゥル県など断層北部付近では、2つの揺れが干渉しあって増幅され、揺れが大きくなり被害が集中したと見られています。 中央右端がジャワ島、オーストラリアプレートとユーラシアプレートがぶつかっている。 出典:Wikipedia ジャワ島南岸のプレートの沈み込みの様子。 出典:Wikipedia つづく |