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2014 初夏の浅間高原

(2)JAL墜落現場再アタック

青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

July 28, 2014
Alternative Media E-wave Tokyo
無断転載禁

(1)下久保ダム・神流湖  (2)JAL墜落現場再アタック (3)鬼押出し園-1
(4)鬼押出し園-2  (5)八ッ場ダム工事7-1  (6)八ッ場ダム工事-2 
(7)八ッ場ダム工事、温泉移設  (8)野反湖とキスゲ  (9)碓氷峠とおぎのや


 昨年8月、周到な準備をして群馬県上野村にある日航機墜落現場の「御巣鷹の尾根」に向かったが、あと少しのところで土砂崩れで道がふさがれ断念した。今年は事故日(1985年(昭和60年)8月12日月曜日18時56分)のほぼ1ヶ月前となる7月16日午後に再度御巣鷹の尾根にアタックすることとした。

 昨年、日航機事故問題について多くのブログを書いた。その目的は、いまだ墜落原因が不明確、不明朗な日航機事故の全容及び疑義について国民的な関心を呼び起こすためである。

 2014年の今年は、周知のように二度にわたるマレーシア機墜落(撃墜)事故があった。また台湾やアルジェリアでも航空機墜落事故が続いている。とりわけマレーシア機については、事故原因の究明に不透明さがつきまとう。

 以下は昨年執筆した関連論考である。

◆特集:真夏の上信州、歴史的拠点を行く 2013.8.27〜8.30
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ14452127...html
◆青山・池田:真夏の上信州、歴史的拠点を行く @日航機墜落現場
◆青山・池田:真夏の上信州、歴史的拠点を行く A慰霊の園

◆特集:JAL123便、日航機事故墜落事故を再検証する! 2014−7
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ144781...html
◆青山貞一:JAL123便 日航機事故を再検証@
◆青山貞一:JAL123便 日航機事故を再検証A
◆青山貞一:JAL123便 日航機事故を再検証B
◆青山貞一:日航機事故現場への登山計画 
★日航機墜落事故 米軍幻の救出劇 (米軍パイロットの証言)You Tube
◆日航機墜落事故、飛行経路に対応したボイスレコーダ音声検証昨年8月、

 以下は現在執筆中の論考です。

◆特集:日航機事故墜落事故を再検証する! 2015−8
◆青山貞一・池田こみち・鷹取敦:日航機事故再解明の課題1
◆青山貞一・池田こみち・鷹取敦:日航機事故再解明の課題2
◆青山貞一・池田こみち・鷹取敦:日航機事故再解明の課題3
◆青山貞一・池田こみち・鷹取敦:日航機事故再解明の課題4 
◆青山貞一・池田こみち・鷹取敦:日航機事故再解明の課題5

 下久保ダム、神流湖を通過し、国道一般道の合流地点で国道299号線に入った後、上野村めがけて車を進めた。上野村に到着した私達は、勝手知ったる...のごとく、上野村で上野ダム→御巣鷹の尾根に向け車を進めた。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 上にある分岐点で左折し、さらに上野ダム、御巣鷹の尾根方面に曲がる。この後、何と薄暗い幅員が狭い小さなトンネルを九つも通過することになる。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 九つのトンネルをくぐると上野ダムに到着する。下の地図は上野ダム周辺を示したものである。私達は浜平温泉しおじの湯方面から南下し、九つのトンネルをくぐり上野ダムの東側面に出た。


出典:グーグルマップ

 下は上野ダム湖である。写真からはこの辺りがいかに険しい山々の中にあるかがわかるだろう。実際、この後、いわゆるガラ携帯もスマホすら通じなくなった。 


出典:グーグル・ストリートビュー

 以下は上野ダムから車で行ける最上部の御巣鷹駐車場までの略図である。


出典:グーグルマップ

 上野ダムを後に御巣鷹の尾根に向かう。途中は下の写真のように沢沿いにある林道を登ることになる。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 下はトヨタのアクアを運転する池田こみち。池田はこの手の山道に慣れておりスイスイ登って行く。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 沢ではあるが、ここを流れる川は何と神流湖の上流、神流川であった!


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 この後、昨年、通行止めとなった箇所まで到着した。 ここから御巣鷹登山口まで3.4kmもある。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-7-16

 下の写真は昨年(2013年8月)に撮影したもの。この位置で通行止めとなった。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2013-8-27


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 ここから登山口駐車場まで車で向かった。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 かくしてやっとのことで、御巣鷹の尾根の登山口に到着した。下の写真は御巣鷹の尾根登山口の駐車場。私達以外に管理者の車など二台があった。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 下の写真は登山口の池田こみち。背後に駐車場が見える。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16


日航機墜落現場の正確な位置図
出典:青山貞一、鷹取敦(環境総合研究所、東京)


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 この後は、下の地図のようになる。新駐車場とあるのが、上記の駐車場である。新駐車場から昇魂の碑までは、高低差で180m、距離で約800mある。


出典:http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-index.htm

 登山口には、杖と傘が置かれていた。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-7-16

 今回は500m、標高で1450mほど登った時点で、夕暮れが近づき、下山時に危険となると判断し、引き返した。また、青山、池田ともに本格的な登山靴は北軽井沢に置いてあり、青山は運動靴、池田は写真のようなローヒールの靴だったこともある。

 昇魂の碑まで標高にしてあと90mのところで引き返すこととなったが、万一遭難にでもなり、関係者に多大な迷惑を掛けることは私達の本意では無いので無念ではあるが、その場所でお祈りし引き返した。

 そのため一旦新登山道口まで引き返し、新駐車場においてあるトヨタの赤いアクアで従来の登山口に立ち寄った。 下は従来の登山口の標識である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 以下は上野村村長による昭和62年3月吉日における登山道(参拝道)創建の辞である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-7-16

 なお、以下の動画は私達が走ったルートとまったく同じルートで、御巣鷹の尾根新登山口まで車で行った方の動画である。参考にご覧にいただきたい。

※ 御巣鷹の尾根(上野村道2206号線)・群馬 "Osutaka-no-one" Ridge
   YouTube動画  出典:林道ドライブ Forest Touring 
   

 この後、私達は群馬県南牧村→下仁田→軽井沢を経由し、夕闇迫る北軽井沢の別荘に到着した。

 下はいつも立ち寄る南牧村の道の駅「オアシスなんもく」。野菜などを沢山買い込んだ。ここの食材はすごくおいしく安い!


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16

 下は中軽井沢で撮影した浅間山の夕暮れの稜線である。


中軽井沢で撮影した浅間山の夕暮れの稜線
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-7-16


つづく