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真夏の群馬北西部短訪

G六合村の上の観音堂
青山貞一
掲載月日:2012年8月23日
 独立系メディア E−wave Tokyo
無断転載禁

 ◆特集:真夏の群馬北西部短訪 2012.8.17-8.20
@浅間山大噴火と鎌原観音  H暮坂高原の「花楽の里」
A迷走つづける八ツ場ダムと工事現場  I上信越県境の野反湖
B八ッ場ダムは公費乱費の典型  J品木ダムと草津温泉
C江戸の中山間地の生活を今に伝承  K四阿山とバラギ湖
D群馬満蒙拓魂之塔と浅間牧場  Lパノラマライン北ルート
E六合村の赤岩養蚕集落  M白根山をトレッキング
F六合村の赤岩神社  N「毛無峠」と小串硫黄鉱山跡
G六合村の上の観音堂  OGPSによる移動経路図

●上の観音堂

 赤岩には、赤岩神社だけでなく他の寺社仏閣もある。上の観音堂もそのひとつだ。

 私達は赤岩神社参拝の後、上の観音堂にもお参りした。


撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10

◆上の観音堂

 赤岩で最も古い建築物で、1764年(宝暦14年)に建てられた。

 堂内には聖観音立像、右に薬師如来像、左に不動明王像が安置されている。赤岩に現存する唯一の茅葺き屋根で、地区住民により葺き替えが行われるなど大切に維持されている。

出典:Wikipedia

 この上の観音堂は、明和元年(1764年)に建築され赤岩では 最古の建物である。

 また、赤岩に現存する唯一の茅葺き屋根の建物で10年ほど前に村人自身の手によって茅が葺き替えられた。お堂には聖観音像、薬師如来像、不動明王像が祀られており、三原三十四ヶ所観音拝札の札所にもなっている。

 上の観音堂は、下のジオラマの左に見える。


赤岩農村落のジオラマ。
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S8 

 下は上の観音堂の遠景。


中山間地にある赤岩の風景 写っているのが上の観音堂
撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 


撮影:鷹取敦 Digital Camera CASIO EX-H20G

 上の観音堂(かみのかんのんどうは、正面扉上部の扁額の裏の記載から、宝暦甲申年(1764)に関吉兵衛という人が願主となり創建した。上の観音堂は、間口三間、奥行二間、平屋建、寄棟造、茅葺と、非常に小さなお堂である。

 上の観音堂内の仏壇には中央に聖観音立像、右に薬師如来立像、左に不動明王立像が安置され、堂内壁面の貫より上部には、前面に麒麟などが描かれている。

 仏壇上部の肘木が丸みの少ない曲線であり、18世紀特有の形状を有していることから、扁額の年代の頃に建てられた可能性もあり、そうであれば赤岩地区で最も古い建物ということになる。

 上記の出典:http://beccan.blog56.fc2.com/blog-entry-2074.html

 下は上の観音堂近くにあった石仏。


撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10


撮影:鷹取敦 Digital Camera CASIO EX-H20G


撮影:鷹取敦 Digital Camera CASIO EX-H20G


撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10


撮影:池田こみち Nikon CoolPix S10

つづく