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シルクロードの今を征く

Now on the Silk Road

大唐西市博物館 視察13

絹織物・絹染

(Xi'an 中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日
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 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料などに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています。 

 ここででは中国西安市(長安市)にある大唐西市博物館を視察します。

大唐西市博物館視察13



 絹織物・絹染色


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S990


西市のシルク・絹織物・絹織物商

撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


絹織物
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



絹織物図案・模様名称
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



絹織物
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



对格利芬织锦=対グリフィン(鷲獅子)錦
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900

 注)グリフィン
  概要:語源はギリシア語のグリュプス(γρυψ)、曲がった嘴の意味。この
  ことから、しばしばギリシア神話に登場するといわれることがあるが、これは
  誤りである。しかし古くから多くの物語に登場しており(ヘロドトスの『歴史』など)、
  伝説の生物としての歴史は古い。
  イラン神話では、鷲獅子を意味する Shirdal という名で登場し、紀元前3千年
  紀初期頃のスーサ製シリンダーの封印にも見られる[1]。その後も、古代イラ
  ン芸術、古代ギリシャ芸術や、その後の中世の紋章など、多くの芸術でモチ
  ーフとされている。15世紀以降の紋章学では、似たような動物として alce や
  keythong と呼ばれ、盾の横で仁王立ちしている segreant として描写されている。

  形態:鷲の部分は金色で、ライオンの部分はキリストの人性を表した白である
  ともいう。コーカサス山中に住み、鋭い鈎爪で牛や馬をまとめて数頭掴んで飛
  べたという。紋章学では、グリフォンは黄金を発見し守るという言い伝えから、
  「知識」を象徴する図像として用いられ、また、鳥の王・獣の王が合体している
  ため、「王家」の象徴としてももてはやされた。
  グリフォンと雌馬の間に生まれた、鷹の上半身に馬の下半身をもつ生物は、ヒ
  ッポグリフ (hippogriff) と呼ばれる。多くの描写では足は鳥のような鉤爪であるが、
  古い絵ではライオンの前肢の物もある。紋章学では、これにラクダのような長い
  首と尻尾を持つものを Opinicus と呼ぶ。



中窠对马纹锦=輪の中に対になった馬を織り出した錦
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 注)窠(か)
  瓜を輪切りにした形に似た文様または紋所。一説に、蜂の巣の形ともいう。
  窠の紋。
  木瓜(もっこう)。
  有職文様の一。円弧を花弁のように四、五個輪につなぎ合わせた形。中に
  唐花や鳥を配する。鳥の巣の形とも瓜を輪切りにした形ともいう。御簾みす
  の帽額もこうの装飾に用いられるので帽額紋ともいい、「木瓜もつこう紋」とも
  いう。窠。




中窠联珠对鸟含绶纹锦=珠を繋いだ輪の中に対になった鳥を織り出した錦
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900
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撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900




撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



紫紅地団窠?
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900


視察14へつづく