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伊能忠敬と日蓮の足跡を
たどる千葉の旅
 

全体旅行計画

青山貞一 Teiichi Aoyama・池田こみち Komichi Ikeda
Dec.11, 2018 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁


千葉視察総合目次 

全体旅行計画  法華経寺1   法華経寺2   法華経寺3
参考・法華経とは   法華経寺参道

 過去10年以上、年末の望年旅行は、埼玉県の秩父市、小鹿野町などに出かけていましたが、2018年12月は、はじめて外房など千葉県に2泊3日の旅行をすることとしました。

 下のグーグルマップは、今回の2018年12月の千葉県への望年旅行のイメージを表しています。


出典:グーグルマップをもとに青山貞一が作成

 2018年12月11日午前に東京を出発し、市川市の法華経寺、その後、香取市佐原の小江戸の町並みと伊能忠敬旧家などを視察後、佐原から車を飛ばし、白子町で宿泊しました。

 12日は白子町から太平洋岸の外房を走り、御宿、勝浦から鴨川市に入り、日蓮上人関連の日蓮寺、誕生寺、清澄寺などを参拝視察し、鴨川市太海の漁師の町にある旅館に宿泊し、翌13日は再度清澄寺を視察後、長南町の天台宗の笠森寺を参拝、視察、圏央道、東京湾アクアラインを経由して帰京しました。

 具体的には、2018年12月11日午前9時に東京都練馬駅北口を出発した私たちは一般道で、千葉県市川市に向かいました。市川市には法華経寺があります。


出典:グーグルマップ

 法華経は言うまでもなくインドから伝来した大乗仏教で、原始仏教などとも呼ばれています。法華経では人間すべて平等であり、その他、現代社会で重要な持続可能理念である平和、環境などもあり、かの宮沢賢治も晩年、浄土真宗から法華経に改宗しています。

 法華経寺では、祖師堂から京成中山駅まで参道を約1km歩きました。こんなに長い参道はそうありません。素晴らしい参道ですが、多くの商店がシャッターを締めているのが残念でした。

 これは市川市だけでなく、千葉県の行く先々の大部分で見た光景です。東京に近い千葉県でありながら、人通りがほとんどなく、店はどこもかしこもシャッターを締めていました。

 これは日本政府の政策が東京など巨大都市、上場大企業に偏っていること、米国系などの大規模店舗ができたこと、アマゾンなどの通販が盛んとなったことなどで、地方都市そして商店が衰退しているのではないかと強く感じました。

 法華経寺を参拝視察した後、私たちは千葉県銚子に近い香取市佐原のウナギ屋で昼食をとりました。

 11日午後、蒲焼を食べた後、千葉県香取市の佐原の小江戸と呼ばれる町並みと伊能忠敬の旧家などをじっくりと視察しました。

 真冬のせいか、今回はゆく先々、ほとんど人影がなく、佐原でも私たち以外ほとんど町並み見学しているひとはおりませんでした。

 佐原の小江戸の町並みを見学した後、この日の宿泊地、千葉県白子町まで車を飛ばしました。途中から小雨が降ってきましたが、何とか夜7時前に、白子のホテルに到着しました。

 翌12月12日は朝9時に白子を出発し外房を走り、御宿、勝浦そしてこの日の目的地、鴨川市につきました。鴨川市では日蓮寺、誕生寺、清澄寺など、日蓮の生まれ故郷と幼少期に育った地を巡りました。

 午前中は雨が残っており、日蓮寺の220段の階段を上るのは寒さもあり厳しいものがありました。また小湊にある誕生寺では海からの風が強く、折からの寒さと相まって参拝も難しいほどでした。

 
出典:グーグルマップ

 誕生寺を参拝、視察した後、最終目的地でもある清澄山の頂上近くにある清澄寺を参拝、視察しました。このときは雨はあがっていましたが、霧がでており、幻想的な風景、中国の山水画のなかに清澄寺がありました。

 清澄寺は日蓮上人が幼少期に出家した後、法華経などを勉強し、その後、円国行脚に出た出発寺です。

 清澄寺の後、私たちは多聞寺や鴨川の町並みを視察しました。ここでも、鴨川の町は、まさにシャッター通りの連続で、日中なのにほとんど人影もなく昼食をやっている店を探すのに、車30分も走る有様でした。これには本当にびっくりしました。

 やっとのことで、市役所の隣にあったラーメン屋で何とか食事をとり、早めにこの日の宿泊地である鴨川市太海の漁師町にある旅館に行きました。この旅館の真ん前には有名な仁右衛門島がありました。

 この日の夜は、素晴らしい魚介、海鮮料理のオンパレードで、いまだかつてないほどの刺身、兜煮など10種類以上の差かな料理をたらふくいただきました。

 翌2018年12月13日、この日は素晴らしい好天、再度清澄山に登り、清澄寺そして御仏舎利塔を参拝視察した後、千葉県長南町にある天台宗の寺、笠s森観音を参拝、視察したあと、圏央道、東京湾アクアラインを経由し帰郷いしました。、

 2018年は、春の池上本門寺、同塔頭、夏に北軽井沢別荘から車で佐渡にわたり、世阿弥と日蓮の足跡を追い流罪となった日蓮が過ごした三昧堂はじめ多くの寺と能舞台を参拝、視察しました。秋には池上本門寺のお会式に参加し、動画を制作しています。

◆青山貞一・池田こみち・斉藤真実:池上本門寺再訪

青山貞一・池田こみち:世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

◆青山・池田: 平成30年 池上本門寺お会式 万灯練行列

 そして、12月、私たちは千葉県旅行で、尊敬する伊能忠敬と日蓮上人の足跡を辿ることができました。


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