ボロブドウール寺院遺跡群 Archaeological site of Borobdur temple 寓話3 ライオンと猿 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年1月31日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
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<寓話3> ライオンと猿 臆病者のライオンがあるとき、「おまえを取って食うぞ」と羊に言われ、縮み上がってしまいました。 それを見ていた猿が、「羊なんか怖がることはない、私がそばに居てやろう。」と安心させるために、猿は自分の体をライオンの体に縛り付けました。 こうして二匹は一緒に羊に近づいて行きましたが、臆病なライオンは走って逃げようとします。 可哀想な猿は、逃げていくライオンに引きずられて死んでしまいました。 力の強い動物と手を結ぼうとすると、時にはとんでもないことになってしまうこともあるのです。 註)下はこの寓話にある絵の実際のレリーフです。ムンドゥッ寺院にあります。 つづく |