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      ◆サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg) 
        サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群 
       
              
       
      ◆西洋絵画コレクション 
       
      
      
       
       下はルーベンスの『ルーベンス 大地と水の結合』1618年です。 
       
        
      ルーベンス 大地と水の結合 1618年 Source:Wikimedia Commons 
      ピーテル・パウル・ルーベンス - Рубенс, Питер Пауль - Союз Земли и Воды (Антверпен и Шельда) (1618). Часть 14, высокое разрешение • описание картины, скачать репродукцию • Gallerix.ru, パブリック・ドメイン, リンクによる 
       
       
       「大地と水の結合」は1618年、フランドルのバロック派画家、ピーテル・パウル・ルーベンスによって描かれた絵画であり、大地の擬人化です、コルヌー・コピアイ(豊穣の角)を持つキュベレー(古代ギリシャ、古代ローマの大地母神)と水の擬人化であるネプチューン(ローマ神話における海の神)が中央に描かれています。 
       
       キュベレーとネプチューンは勝利の女神、ヴィクトリアに王位を授けられ、2人の結婚が絵画底部に描かれたトリトンのホラガイにより告知されています。2人の結婚は特にアントワープと、ルーベンスの時代にはフランドルの海路を絶つためにオランダにより塞がれていたスヘルデ川の豊穣、富、繁栄を象徴しています。 
       
       「大地と水の結合」はピラミッド型構図、シンメトリー、形のバランスを特色としており、晩年のイタリア・ルネッサンス、特にヴェネチア画家の影響を受けた作品です。ルーベンスのアトリエにて作成された「大地と水の結合」の縮小版コピーは、ロシアの実業家、ウラジミール・ログヴィネンコにより所有されていました。ログヴィネンコは2004年に美術作品への30%の輸入税が廃止されたのを受け、ロンドンからモスクワへ絵画のコピーを移しました。 
       
       大地と水の結合」は現在ロシア、サンクトペテルブルク所在のエルミタージュ美術館のルーベンス・ホールにて展示されています。それ以前、1798年から1800年には、ローマのチギ・コレクションの一部にありました。 
       
      出典:MUSEY 
      
  
            | 作者 | 
            Peter Paul Rubens(157~1640年) ポールルーベンス | 
           
  
            | タイトル | 
            English:The Union of Earth and Water (Antwerp and the Scheldt) | 
           
  
             | 
            日本語:?大地と水の結合 | 
           
          
            | 製作年 | 
            1618年 | 
           
  
            | Medium | 
            油絵キャンバス | 
           
  
            | Dimensions | 
            222.5 × 180.5 cm (87.6 × 71.1 in) | 
           
  
            | 所蔵 | 
            エルミタージュ美術館 Hermitage Museum | 
           
  
             | 
            Saint Petersburg | 
           
 
      
 
       
        
      ルーベンス   ペルセウスとアンドロメダ 1620 - 1621年 Source:Wikimedia Commons 
      ピーテル・パウル・ルーベンス - 不明 source, パブリック・ドメイン, リンクによる 
       
       
       「ペルセウスとアンドロメダ」はバロック期のフランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンスによって描かれた絵画です。古代ギリシャ神話に登場する髪の毛の代わりに生きている蛇が生えている女の怪物、ゴルゴーン退治後の古代ギリシャ神話、ペルセウスとアンドロメダを描写した作品であり、ルーベンスによって同じ題名の作品がいくつか制作されました。 
       
       ロシアの国立美術館、エルミタージュ美術館所蔵の1622年版には、ペルセウスの盾にゴルゴーンの反射した姿が映っています。またペルシウスの頭上には、栄光の女神であるペガサスとプット(翼の生えた裸の幼児)が描かれています。絵画の下部には、ゴルゴーン以前に退治されました、同じく古代ギリシャ神話に登場するケートス(鯨やイルカのような大きく膨れた胴体に犬の頭部を持ち、下半身は魚の怪物)の一部が見て取れます。 
       
       1684年に制作された、アントワープにあるルーベンス宅の外観を描写した版画がありますが、その版画に描かれた自宅の2階の窓からは「ペルセウスとアンドロメダ」の作品が見えます。このことから、「ペルセウスとアンドロメダ」はルーベンスの死まで、彼の自宅にあったとされています。 
       
       1769年夏、エルミタージュ美術館は、絵画のコレクションに情熱を注いでいたハインリッヒ・フォン・ブリュール伯爵から、「ペルセウスとアンドロメダ」を獲得しました。現在はエルミタージュ美術館の2階、ルーベンス・ホールにて展示されています。 
       
      出典:MUSEY 
       
      
  
            | 作者 | 
            Peter Paul Rubens(1577~1640) ポールルーベンス | 
           
  
            | タイトル | 
            Perseus and Andromeda ペルセウスとアンドロメダ | 
           
  
            | Date | 
            1620年~1621年 | 
           
  
            | Medium | 
            油絵キャンバス | 
           
  
            | Dimensions | 
            99.5 × 139 cm (39.2 × 54.7 in) | 
           
  
            | 所蔵 | 
            エルミタージュ美術館 Hermitage Museum | 
           
  
             | 
             | 
           
  
            | Accession number | 
            ГЭ-461Accession number retrieved from?Wikidata | 
           
  
            | Source/Photographer | 
            Unknown | 
           
 
       
       
      つづく 
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