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撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 2014年12月22日、増上寺の石灯籠、全国移築実態調査で訪れたふたつ目は、当日は私達以外誰も、参拝者らはおりませんでした。 西武池袋線ひばりヶ丘駅の南東にあります。東禅寺は旧保谷市の四軒寺のひとつです。文禄3年(1594年)東久留米にある浄牧院の隠居寺として蘭室秀芳和尚が開山しています。保谷出雲守入道直政を開基として創建されたと伝えられ、保谷という地名の由来とされています。 場所は旧鎌倉街道から少し奥に入ったところにあり、山門を入ると正面に本堂があります。堂宇は江戸時代後期に再建されたと伝えられ、端正な趣があります。境内には万延元年(1860年)に寺の檀家信徒たちの念仏講が建立した六地蔵があり、西東京市の文化財に指定されています。 主な出典:Potal Tokyo 所在地 〒202-0005 東京都西東京市住吉町1丁目2?12 出典:グーグルマップ
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 ◆東禅寺にある増上寺・寛永寺からの移築された 石灯籠についての実態調査 伊藤氏の増上寺から全国各地に移築された石灯籠リストには、東禅寺には有章院5基、文昭院が1基、計五機あることになっています。 まず参道の両側に2基ありました。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-12-22 上の写真左側の灯籠に有章院の刻印がありました。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 次に、山門から東禅寺に入ってすぐの左右に石灯籠がありました。これで合計4基となります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 下の写真は、上の写真の頭領の右側の灯籠です。この灯籠には文昭院の院号がありました。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 下の写真は上の写真の院号の確認です。文昭院とあります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2014-12-22 以上に4基です。 リストには6基と言うことで、境内を探し回りましたが、後になって以下の写真の赤い◆の下に増上寺タイプの石灯籠があることがわかりました。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-12-22 下は上の赤色の◆の拡大です。これは間違いなく増上寺から移築された石灯籠です。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2014-12-22 これで合計5基となりました。本来、6基あるはずなのですが、東禅寺は現在、修復工事中で境内で入れない良識があったので、そこに最後の一基がある可能性があります。 |