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<ヴェスヴィオ総合メニュー> ヘラクラネウム遺跡 ボートハウス アーガスの家 人骨の家 鹿の家 青銅エルメスの家 大タベルナ ネプチューン・モザイクの家 ガルバの家 アウグストウス大学 二百年祭の家 モザイクの家 中央浴場 男性浴場 女性浴場 男性用公衆浴場 デクマーノ・マッシモ 黒部屋の家 鍛冶屋の作業場 トスカーナの列柱の家 宿屋の家 サムナイトの家 ノニアノ・バジリカ 二つのアトリウムの家 炭化した家具の家 テーレフォのレリーフの家 宝石の家 ◆ネプチューン・モザイクの家 (Ins V, 6-7) ( Casa di Casa di Nettuno e Amfitrite(伊)、House of the Neputune(英)) このネプチューン・モザイクの家、正式にはネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House)は、私達のヘラクラネウム遺跡のひとつの目玉です。ヘラクラネウムには、もうひとつモザイク・アトリウムの家 (Ins IV, 1-2)という似た名称の遺跡がありますが、ネプチューン・モザイクの家は、素晴らしいい目を見張るモザイク画あります。 ネプチューン・モザイクの家のインスラ(ブロック) 参照:AD79eruption - Google Sites 下は街路側から見た二階建てのネプチューン・モザイクの家です。これだけを見ると、廃墟となった家に過ぎません。ネプチューン・モザイクの家として知られている家は、カルドIVの「炭化家具の家」の北に位置しています。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 ネプチューン・モザイクの家家は、ファウチ、アトリウム、タブリナム、庭の標準的な間取り(レイアウト)を持っています。ファウチ(a)はカルドIVの東側から開きます。その北側には小さなサービスルームがあります。 ファウチは、その中心に大理石の裏地インブリウムを持つ大きなアトリウム(b)に直接つながっています。 ネプチューン・モザイクの家の平面(間取り) 参照:AD79eruption - Google Sites .. 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 プチューンとアムピトリーテーの解説 正式にはネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House)と言い、(インスラ(ブロック)Ⅴ、カルドⅣ、No.7)にあります。 そのエレガントな二階建ての家には素敵な夏用のダイニングルーム(トリクリニウム)があります。その食堂は色彩の美しいモザイクにより泉の女神(ニンファエウム nymphaeum)を描いた装飾が施されていて、他にもネプチューンとアムピトリーテー(ポセイドン)の絵や狩猟の様子を描いた絵が飾られています。 注)ニンファエウム(ラテン語: nymphaeum) 古代ローマや古代ギリシアで泉の神ニンフ(ニュンペー)を祀る 場所または神殿のこと。古くは自然の洞穴などをニンフ信仰に 結びつけていたが、後に瀟洒な装飾を施した建物などが建てら れるようになった。 注)ネプチューン ネプチューン(Neptune、ネプトゥーン、あるいは、ネプテューヌ、 ネプテューンとも)はローマ神話の神・ネプトゥーヌスの英語読み。 ギリシア神話のポセイドンに相当する。 注)アムピトリーテー(Amphitrītē) ギリシア神話の海神ポセイドーンの妃で海の女王である。アンフィ トリーテー、長母音を省略してアムピトリテ、アンピトリテ、アンフィト リテとも表記される。名前の意味は「大地を取り巻く第三のもの」、 即ち海をあらわす。聖獣はイルカで、象徴は冠、ヴェール、王笏。 ローマ神話の海水の女神サラーキアと同一視される。 <参考>アムピトリーテーとポセイドーンとの結婚 後世の神話ではアムピトリーテーとポセイドーンの結婚の物語が語ら れている。それによればアムピトリーテーは姉妹たちとともにナクソス 島で踊っているときにポセイドーンによってさらわれた。あるいはポセ イドーンの求婚に最初は抵抗したが、ポセイドーンからイルカをプレゼ ントされ、婚姻を承諾した。 以下は、ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクを撮影する青山貞一です。モザイク画だけを見ると分かりませんが、モザイク画がある場所は、以下のようななかば廃墟化した建築物ののそれぞれ壁にあります。 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 タブリナムからは、壁にネプチューン・モザイクの装飾が施された後方に美しく装飾されたコートを見渡せます。 その中に赤い線で描かれた2つの大理石のスラブが見つかりました, そのうちの1つは、アーティストの署名、アテネのアレクサンダーがありました。 以下は、ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクがある壁のほぼ全景です。通常、観光ガイドではモザイク画だけがクローズアップされていますが、実物は以下のように大きな壁の一角にあります。 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 下の写真は上の写真の右側部分を撮影したものです。 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 以下がトリミングしたネプチューンとアムピトリーテーのモザイク画(Neputune and Amphitrite Mosaic )です。この写真のネプチューンとアムピトリーテーのモザイク画が観光案内にある写真に類するものですが、以下は実際に撮影した写真です。 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) Source: Herculaneum, Oplontis Civilizarion , Art and History ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2016年2月 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 ネプチューンとアムピトリーテーのモザイクの家(Neputune and Amphitrite Mosaic House) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2016年2月 この家からは以下のの写真のように、たくさんの瓶、壺、食器などが発掘されています。 Source: Danilo Bisello, Googl Map Street View 以下はワインショップ部分の写真です。 ネプチューン・モザイクの家 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0, Collegamento 以下は、ワインショップの上にあったフレスコ画です。 ワインショップの上の階のフレスコ画 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 2.0, Collegamento |