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信州松代の真田

真田邸(新御殿跡)5

落ち縁、庭園

青山貞一  池田こみち  鷹取敦
September 5 2016
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信州松代の真田 2015-10-10
@ 真田邸1 はじめに A 真田邸2 真田幸教 B 真田邸3 表門、主屋正面
C 真田邸4 間取、襖、絵画 D 真田邸5 落ち縁、庭園 E 真田邸6 化粧室、風呂、蔵

 次に真田邸の「落ち縁」についてみてみましょう。

 「濡れ縁」と「落ち縁」

 「濡れ縁」は、濡れ縁の文字通り、雨風を防ぐ雨戸などの外壁がなく、雨にさらしの縁側なのでこの名があります。「縁」は縁側の「縁」のことですが、昔は「縁側」を単に「縁止呼んでいたため、特に縁側の皓というわけではありません。

 濡れ縁の中でも、座敷や通常の縁側より一段低い位置に設けたものは、一段落とした縁の意味で「落ち縁」と呼ばれてます。

 雨に濡れるため、板と板の間を隙間状にして水はけをよくしたり、水切れをよくするために竹を使用することもあり、現代では腐食しないようアルミを使ったものも多く見られます。

 真田邸には、多くの「落ち縁」があります。




撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-10-10

 下は室内から見た真田邸の庭です。


撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900  2015-10-10

 庭を撮影する青山(手前)と池田(右)。


撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900  2015-10-10

 以下は庭に面した「落ち縁」です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-10-10

 下は、真田邸の「落ち縁」です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-10-10

 下は、庭側から見た真田邸の「落ち縁」です。


撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900  2015-10-10

 下は遠くから見た真田邸のお屋敷ですが、ぐるりと「落ち縁」があるのがわかります。


撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900  2015-10-10


つづく