信州松代の真田 真田邸(新御殿跡)5 落ち縁、庭園 青山貞一 池田こみち 鷹取敦 September 5 2016 Alternative Media E-wave Tokyo 無断転載禁 |
次に真田邸の「落ち縁」についてみてみましょう。 ◆ 「濡れ縁」と「落ち縁」 「濡れ縁」は、濡れ縁の文字通り、雨風を防ぐ雨戸などの外壁がなく、雨にさらしの縁側なのでこの名があります。「縁」は縁側の「縁」のことですが、昔は「縁側」を単に「縁止呼んでいたため、特に縁側の皓というわけではありません。 濡れ縁の中でも、座敷や通常の縁側より一段低い位置に設けたものは、一段落とした縁の意味で「落ち縁」と呼ばれてます。 雨に濡れるため、板と板の間を隙間状にして水はけをよくしたり、水切れをよくするために竹を使用することもあり、現代では腐食しないようアルミを使ったものも多く見られます。 真田邸には、多くの「落ち縁」があります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-10-10 下は室内から見た真田邸の庭です。 撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900 2015-10-10 庭を撮影する青山(手前)と池田(右)。 撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900 2015-10-10 以下は庭に面した「落ち縁」です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-10-10 下は、真田邸の「落ち縁」です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-10-10 下は、庭側から見た真田邸の「落ち縁」です。 撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900 2015-10-10 下は遠くから見た真田邸のお屋敷ですが、ぐるりと「落ち縁」があるのがわかります。 撮影:鷹取敦 Nikon Coolpix S9900 2015-10-10 つづく |