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シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

パドヴァ(イタリア)
 
サンタ・ジュスティーナ教会(パドヴァ)

(Abbey of Santa Giustina in Padua)

主祭壇

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2019年4月20日改訂公表予定2020年7月1日
独立系メディア E-wave Tokyo
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プロズドチモの聖なる場所        聖ウーリオ礼拝堂
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聖ジェラルド・サグレド礼拝堂     聖ゲトルデの礼拝堂     聖パウロの回心の礼拝堂

 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 

主祭壇

 真珠層、サンゴ、ラピスラズリ、カーネリアン、パール、その他の貴重な素材が配置されている大理石の細かい象嵌を組み合わせた「フィレンツェ風」で装飾されています。

 この繊細な作業は、1637年から1643年の間に、有名なマッテオ・ニゲッティ(Matteo Nigetti)の兄弟であるジョバンニ・バチスタ・ニゲッチ(Giovan Battista Nigetti)が設計し、ピエトロ・パオロ・コルバレッリ(Pietro Paolo Corbarelli)によって行われたものです。

 1627年10月7日、荘厳に、聖ジャスティン(サンタ・ジュスティーナ)の遺体が祭壇の下に安置されました。1576年には、祭壇画のとしてキャンバス油絵、「殉教者聖ジャスティン」がパオロ・ヴェロネーゼ(Paolo Veronese)によって描かれました。


High Altar 主祭壇
Source:Wikimedia  Commons
CC BY-SA 4.0, Link

 

The martyrdom of Saint Justine by Veronese
 ヴェロネーゼによる聖ジャスティンの殉教
Source:Wikimedia  Commons
CC BY-SA 3.0, Link


ピエタの礼拝堂 につづく