◆青山・池田：身近な自然の中の日本の美　喜多院・仙波東照宮 ⑧

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身近な自然の中の日本の美

喜多院・仙波東照宮

８．お庭の紅葉

青山貞一　Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi　Ikeda

November 2６　2014
Alternative Media E-wave　Tokyo
無断転載禁

身近な自然の中の日本の美　　喜多院（川越市）
①全体概要	⑤山門、太子堂	⑨大黒天
②歴史、創建と変遷	⑥松平大和守家廟所	⑩仙波東照宮１
③慈恵堂と多宝塔	⑦五百羅漢	⑪仙波東照宮２
④鐘楼門と慈眼堂	⑧紅葉のお庭

歴代徳川将軍家家系

◆お庭の紅葉

出典：川越市
撮影：青山貞一　Nikon Coolpix S8 2014-11-24

◆喜多院のお庭

　喜多院における拝観は、下の図にあるように①三代目将軍徳川家光公の誕生の間、②春日局の化粧の間、それに③五百羅漢の３カ所が対象となっています。拝観料は大人４００円です。

拝観券

　拝観はできますが、五百羅漢以外は、すべて撮影禁止となっています。にもかかわらず多くの人々が拝観に訪れるのは、①、②の中から喜多院のすばらしい庭、それもこの時期は紅葉を見るためと言えます。

　実際、お庭の紅葉は希有で秀逸です。

撮影：青山貞一　Nikon Coolpix S8 2014-11-24

拝観入口（庫裏）
出典：グーグルマップ・ストリートビュー

　以下の喜多院公式ホームページで写真が見られます！

①三代目将軍徳川家光公の誕生の間

②春日局の化粧の間

◆徳川家光

　江戸幕府の第3代将軍（在職：1623年 - 1651年）。2代将軍秀忠の二男（嫡男）。母は浅井長政の娘で織田信長の姪にあたる江。乳母は春日局（福）、乳兄弟に稲葉正勝、稲葉正吉、稲葉正利がいる。15人の徳川将軍のうち、（父親の）正室の子は、家康・家光・慶喜の3人のみであり、さらに将軍の御内室（御台所）が生んだ将軍は家光のみである。

徳川家光

時代　江戸時代前期
生誕　慶長9年7月17日（1604年8月12日）
死没　慶安4年4月20日（1651年6月8日）
改名　竹千代（幼名）→家光
諡号　大猷院
戒名　大猷院殿贈正一位大相国公
墓所　日光山輪王寺
官位　正三位、従二位、権大納言、右近衛大将、
右馬寮御監、正二位、内大臣、
征夷大将軍、従一位、左大臣、
左近衛大将、贈正一位太政大臣
幕府　江戸幕府3代征夷大将軍（在任1623年 - 1651年）
氏族　徳川氏
父母　父：徳川秀忠、母：江
兄弟　豊臣完子、天樹院、天徳院、天崇院、長丸、
　　　　　興安院、徳川家光、徳川忠長、東福門院、保科正之、ほか
妻　正室：鷹司孝子
側室：　自証院、宝樹院、順性院、永光院、桂昌院、定光院、芳心院、まさ子
　　　　　千代姫、家綱、亀松、綱重、綱吉、鶴松

◆春日局（かすがのつぼね）／斎藤福（さいとうふく、
天正7年（1579年） - 寛永20年9月14日（1643年10月26日）

　安土桃山時代から江戸時代前期の女性で、江戸幕府3代将軍・徳川家光の乳母。「春日局」とは朝廷から賜った称号である。父は美濃国の名族斎藤氏（美濃守護代）の一族で明智光秀の重臣であった斎藤利三、母は稲葉良通（一鉄）の娘である安、養父は稲葉重通。稲葉正成の妻で、正勝、正定、正利の母。養子に堀田正俊。江戸城大奥の礎を築いた人物であり、松平信綱、柳生宗矩と共に家光を支えた「鼎の脚」の一人に数えられた。また、朝廷との交渉の前面に立つ等、近世初期における女性政治家として随一の存在であり、徳川政権の安定化に寄与した。

出典：Wikipedia

境内の四季

　慶長から寛永にわたって境内が整い、特に江戸城紅葉山を模した奥庭はすばらしいです。近年、西の間奥殿の一部に小堀遠州流枯山水書院式曲水の庭園が造られ東好みの爽快さ、品位さが評判となっています。うめ、さくら、もみじ、さつき等の木々が四季を通じて境内を彩っています。

　実際、下に写真で紹介しますが、紅葉時期の喜多院の境内、とくに庭の紅葉は絶品です。