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現地視察(1) 現地視察(2) 現地視察(3) 現地視察(4) 現地視察(5) 現地視察(6) 現地視察(7) 現地視察(8) 現地視察(9) 現地視察(10) 現地視察(11) 現地視察(12) 現地視察(13) 現地視察(14) 現地視察(15) ③本山地区から舟石峠へ 出典:一般社団法人日光観光協会、足尾散策ガイドマップ をもとに青山が作製 松木地区にある足尾砂防ダム、銅親水公園、環境学習センターそれに禿げ山となっている山々、植林活動を視察した後、私達は本山地区に戻り、古河橋から本山地区の裏山に入った。 グーグルマップでは、以下のような表示となっている。下の地図で足尾町赤倉と表記されている位置に古河橋が架かっていることになる。 出典:グーグルマップ 下の写真は古河橋から本山地区の裏山に入る直前の写真である。 出典:グーグルストリートビュー 下は入ってすぐにあった環境省、栃木県の「足尾銅山」の標識である。この道は、「関東ふれあいの道」と呼ばれていた。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 以下は日光市の掲示板に見る「閉山直前の本山のようす」である。 出典:日光市 以下は、現地にあった案内板である。この道を奥に向かって行くと、古河、足尾製錬所の関連施設、本山坑口、鉱山神社、社員寮などが存在していたことが分かった。 足尾鉱山、古河足尾製錬所の本山概念図 出典:日光市 下の写真2枚は、すでに示しているが、古河橋を渡り「本山地区」に入ってすぐのところにある古河鉱業の足尾製錬所の一部である。 古河鉱業の足尾製錬所の一部 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 古河鉱業の足尾製錬所の一部 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 道を奥の方に進むと旧国鉄足尾線(貨物線)との立体交差にであった。現在、この旧国鉄足尾線(貨物線)は廃線となっている。 旧国鉄足尾線との立体交差 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 車でさらに進むと、以下の写真にあるように道幅が半分に狭くなっていた。看板にはクマに注意と赤書きされている。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 道幅が半分と狭くなった道をさらに進むと、日光市の「閉山直前の本山のようす」に書かれていた本山鉱山神社跡があった。下は鉱山神社付近の本山地区の施設配置図である。 鉱山神社に行く途中には沢山の社員寮があり、本山坑口に向かう途中にはグランド、スケート場、プールなどがあることが分かる。 出典:日光市 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8
私達はここで車を降り、本山鉱山神社のあった方角に歩いた。参道の両側にはおそらく社員住宅などがあったらしく、コンクリートの基礎、階段、壁などが多数残っていた。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 下は、本山鉱物神社の鳥居である。 廃墟となった鉱山神社への参道にて 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 以下はこのあたりの風景である。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 社員住宅、社員寮は本山坑口付近に多くつくられている。ほとんどの鉱夫は徒歩で通勤した。小学校や商店なども周辺につくられたが、閉山後はほとんどが無人化しており、現存しないものも多い。 出典:Wikipedia 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 肝心な本山坑口は、古河の私有地と言うことで立ち入りができなかった。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 以下はこのあたりにあった廃墟化した構造物。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 帰京後、グーグルで本山坑口について調べたら私有地に強行突破(?)したひとが匿名でブログを書いており、そのなかに本山坑口とおぼしき写真があった。足尾銅山は義務教育の教科書にも出てくる日本近代の重要な場所でもあることから、日光市などが古河側に依頼し、せめて写真を公開してもらいたいものである。 なお、下図は本山坑口や古河製錬所がある「本山地区」から小滝坑口がある「小滝地区」までの道路図である。途中、標高約1000mの舟石峠を通過する。この一体の山を備前楯山という。 この舟石峠を通り足尾温泉に向かう道路は林道であり、グーグルマップでも途中までしか地図上に見えず、熊や鹿が出没するという標識がある。 「本山地区」から「小滝地区」までの道路図 出典:グーグルマップ つづく |