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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

佐渡奉行所E奉行所古絵図

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
独立系メディア Media E-wave Tokyo  
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佐渡現地視察総合目次 

 @概要  A歴史と役割 B施設と間取  C主施設内部
 D白洲 E奉行所古絵図 F出土品


 次は、再建された佐渡奉行所の一番奥の部屋に展示されている古文書である。これは江戸時代後期から幕末にかけて描かれた佐渡奉行所及び関連施設、風景などの絵図類である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


◆佐渡奉行所関連絵図 相川江戸沢町、他

数) 古文書(9件)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市相川江戸沢町、他
所有者または管理者 潟Sールデン佐渡、ホテルめおと、ホテル吾妻、大安寺、個人蔵、佐渡市

 江戸時代後期から幕末にかけて描かれた佐渡奉行所及び関連施設、風景などの絵図類である。

 「奉行所絵図」は、寛政12年(1800)〜文政2年(1819)・文政2年(1819)、天保6年頃(1835)・安政6年(1859)のもので、時代ごとに寄勝場の軒数が異なり、向陣屋の有無など各時代の特色がみられる。

 「相川町及び陣屋の図」は、天保6年から同13年にかけて陣屋と海浜を俯瞰して描いたもので、「居間の庭眺望乃図」は、天保14年に奉行所陣屋居間から庭を通して相川の海浜を見た俯瞰図である。

 「佐渡奉行赴任絵図」は、萬延元年(1860)に佐渡奉行として赴任した岡松伊予守久微が、同行した絵師に江戸から佐渡までの道中を描かせたもので、宿場の様子や当時の相川の繁栄ぶりが見てとれる。

 「相川八景」は、絵師の山尾定政が、「道遊秋月」「鹿伏夜雨」「春日崎落雁」「弾誓寺晩鐘」「富崎晴嵐」「才神暮雪」「横嶌帰帆」「下戸夕照」の相川八景を描いたもので、冒頭に文政10年(1827)と記されている。

出典:佐渡市


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



「板橋驛」
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



「蕨驛」
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



「深谷驛市場」
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



「熊谷驛」
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900



「川口相落合−信濃川、魚沼川」
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900


つづく