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佐渡現地視察総合目次 長谷寺@ 長谷寺A 長谷寺B 長谷寺C 長谷寺D ◆牡丹など長谷寺の花ごよみ 佐渡、長谷寺の大きな特徴は、年間を通じて花が境内にあふれていることである。 牡丹は今から約1280年前の奈良時代に中国から伝わり、中国では「花王」とも「富貴」とも賞され、そのふくよかな高貴な美しさが伝来当時から日本人にも広く愛されてきた。牡丹の種類は日本国内で約五百種類以上あるといわれております。うち、長谷寺では約三十種類のみ、約1,000株が栽培されている(長谷寺公式Web)とあるように、牡丹は素晴らしい。 下の写真は境内に設置してある大きな看板である。「長谷寺花のごよみ」の写真が掲載されている。以下は、それを写した写真である。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 下の写真は、上の写真のトリミング前の全景である。「長谷寺花のごよみ」を紹介するすばらしい工夫であると思う。というのも、寺を参拝するひとは特定の時期ではないからだ。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 牡丹は春牡丹として春牡丹は4 - 5月に開花する一般的な品種、また寒牡丹として春と秋に花をつける二季咲きの変種。さらに通常は、春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月下旬から1月に開花させるなど、開花時期がいろいろあるが。 残念ながらでかけた8月中旬は開花時期ではなかった。 以下はにいがた観光ナビから長谷寺の牡丹についての解説。 牡丹は今から約1280年前の奈良時代に中国から伝わり、中国では「花王」とも「富貴」とも賞され、そのふくよかな高貴な美しさが伝来当時から日本人にも広く愛されてきました。牡丹の種類は日本国内で約五百種類以上あるといわれております。うち、長谷寺では約三十種類のみ、約1,000株が栽培されております。種類が限られるのは、牡丹を観賞用としてよりむしろ薬用としての牡丹に重きをおいて、これまで育て上げてきたからです。 江戸時代初期にはすでに植栽され、当時は根を漢方薬(頭痛、腹痛、特に婦人用薬)として地元の人や参拝者に分け与えたりしたそうですが、それだけでなく、例えば落下寸前の花弁を風雅な薬膳料理の素材としたり、さらにお風呂の中に入れてその香りを楽しむいわゆる牡丹風呂も健康に約立つと言われております。 牡丹の花は赤、ピンク、白、黄色の順に咲きます。二十年前に東京の篤志家が観賞用として大量の苗を寄贈したことがきっかけで、5月の境内は牡丹の花々と淡い橙色のレンゲツツジ、白や紫のツツジとの華やかなアンサンブルを奏でていたという。 「牡丹に永遠の生命を託して:自らの生命を一本の牡丹に託し、永遠の生命を願うために、長谷寺では献木運動を実施しています。」 ◆ウサギ公園 またうさぎなどの動物を放し飼いとして参拝者の心を和ませている。 以下は「うさぎ広場」でウサギと戯れる池田こみち。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 その他、境内には、古くから「長谷の三本杉」と呼ばれる樹齢は千年以上(推定)の杉がある。 三本スギ(県指定天然記念物) 古くから「長谷の三本杉」と呼ばれ、多くの人々に親しまれてきたこの三本杉はいずれも樹高約50m、目通りの周囲6.4m以上の大樹です。樹齢は千年以上(推定)とされ、現在でも樹勢は旺盛です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 さらに境内には、目通りの周囲4.6m、樹高40m以上、推定樹齢は500年以上の高野マキがある。 高野マキ(県指定天然記念物) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 高野マキ(県指定天然記念物) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 本堂前庭の築山にあるこの木は、目通りの周囲4.6m、樹高40m以上、推定樹齢は500年以上とされており、樹勢も旺盛です。日本特産の針葉樹で、日本の中部及び西部に自生します。標準和名は「高野槙」で、特に和歌山県高野山に多いところから、この名がつけられました。 つづく |