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   ウズベキスタン現地予備調査

ブハラ初日・ホテル周辺

  Bukhara fist day, around the Hotel

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo
 無断転載禁
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 私達を乗せた送迎車はブハラ空港からブハラの世界遺産の歴史地区に入ります。

 下のグーグルの衛星写真では空港から歴史地区への経路を橙色の破線で示しています。ほとんど西に一直線で世界遺産の歴史地区のなかにあるホテル到着しました。


ブハラ空港からブハラ歴史地区へ   出典:グーグルマップ

 下の写真はブハラ到着後、動画で撮影したものを静止画化したものですが、ブハラの第一印象は、まるでアフガニスタンのカブールかイラクのバクダッド近郊のような光景です。


撮影:青山貞一 JVC GZE254B 2015-2-25

 下はブハラの世界遺産の歴史地区に入るゲートです。ゲートの外にアルク城(要塞)が見えます。この光景もアフガニスタンやイラク、パキスタンのような中東諸国のように見えます。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 下の写真はホテル近くで撮影した一枚です。

 青色のドームを除くと薄茶色ないし黄土色一色であることが分かります。どちらを向いても、どこに行っても、薄茶色ないし黄土色一色は変わりません(笑)。


ブハラ歴史地区の一角
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 ブハラ歴史地区一角です。左側にカラーンモスクのミナレット(尖塔)が見えます


ブハラ歴史地区一角、遠くにカラーンモスクのミナレットが見えます
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25


ブハラ歴史地区の一角にて
撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 下はウズベキスタンのブハラの全体概要を紹介する動画です。

 出典は、advantourcomです。この動画はブハラの歴史地区の主な場所、施設を一通り写しています。


Source:advantourcom

 下はかつてのブハラハーンの中心地、ブハラの中心市街地の地図です。歴史地区の多くが城壁に囲まれています。

 下の地図ではホテルとモスク、メドレセ、城などの名前と位置が示されていますが、いずれもその多くは城壁の中にあります。


出典:現地で入手したパンフレットより

 下はWikipediaに掲載されているブハラのまちの光景です。まさにブハラは薄茶色、黄土色一色の町になっていることが分かります。
 

ブハラの歴史地区  出典:Wikipedia

 宿泊先ホテルは当初の四つ星のアジア・ブハラでしたが、以下の写真にあるホテルに変更されていました。しかし、このホテルは世界遺産の古都ブハラの真ん中にある二階建てのホテルで古都ブハラに溶け込んでいます。


ブハラの中心地、宿泊先ホテル(左側)
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 下はブハラの中心地、宿泊先ホテルは写真の左側にある二階建ての建物です。


ブハラの中心地、宿泊先ホテル(左側)
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


ブハラで宿泊したホテルの正面玄関
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-26


ブハラの宿泊先ホテル前の池田
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400  2015-2-25

 到着後、ホテルにチェックインし、荷物を置いてすぐにブハラの歴史地区の視察を開始しました。このブハラのまちは、かつてシルクロードの中心都市であったまちです。

 まるで300〜400年いやそれ以上、タイムスリップしたような当時のままの景観、光景が眼前に展開しています。おそらく、ブハラは次の目的地、サマルカンドよりはるかに古い街並みを今に残しているはずです。

 到着後すぐにホテルを出てから午後2時までの4〜5時間で、当初予定した主な視察地点は徒歩で視察することが出来ました。


ブハラ中心市街地にある歴史地区にはシルクロードがあちこちに
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25

 なお、ウズベキスタンでは、今までほとんど聞いたこともない、滞在登録制度があります。以下に概略を示します。団体旅行ではなく、すべて個人で手配し、ウズベキスタンに入出国し、滞在する方は要注意です。

 ウズベキスタンでは、滞在登録制度があり、滞在先ホテル名、住所、滞在月日、パスポート番号などを記入した紙をホテルから発行してもらい、これを自分のパスポートにホチキスでとめることになります。下に見本を示します。

◆滞在登録(レギストラーツァ)とは

 ウズベキスタンに72時間以上滞在する日本人等の外国人は滞在登録を行うことが義務付けられています。ホテルに宿泊する場合、通常、ホテル側がその滞在登録の手続きを代行することとなります。したがって、チェックイン時に必ず滞在登録を依頼しますが、100%自分で旅行する場合以外は、日本側あるいはウズベキスタン側の旅行代理店がホテル側に伝え、確認します。

 また観光査証(観光ビザ)での入国者はホテル以外での滞在登録はできないことになっています。滞在登録を怠った場合、登録期間を超過してしまった場合、滞在登録先以外で宿泊した場合には罰則が科せられます。

 実際、帰国後、パスポートを見ると、滞在登録記録が添付されていました。以下はブハラ宿泊時のものですが、日付、パスポートナンバーなどは消しています。


ブハラで宿泊したホテルの滞在登録記録


サマルカンドで宿泊したホテルの滞在登録記録


 入国時にも宿泊先ホテルをしっかりと入国書類に明記しておく必要があります。ウズベキスタンはこの制度に限らず、出国時の税関申告も非常に厳しいチェックがありますので、あらかじめ学習しておく必要があります。さもないと、とんでもないことになります!


つづく