世界の中でのロシアの軍事費
青山貞一編 Teiichi Aoyama |
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関連スレッド<国際|ロシア> 世界の中でのロシアの軍事費 ロシアの最新軍備・軍事情報@ ロシアの最新軍備・軍事情報A ロシア連邦軍 ソ連の軍事、軍備については、情報がありませんでしたが、1991年の冷戦構造崩壊後、ロシアとなったあとも、比較的最近になるまで、やはり情報はあまりありませんでした。 ここでは、まず、米国とロシアを中心に世界各国の軍事費についてみてみます。 以下は、「2016年版:世界の軍事費、国別ランキングで見えるもの」(My Big Apple New York)による@世界各国の軍事費、A2007年〜2016年の軍事費の変化、B軍事費のGDP比、C一人当たり軍事費の比較グラフです。 以下を見ると、2016年の軍事費の絶対額でダントツに多いのは、米国です。米国の軍事費は、ロシアの8.8倍、また一人当たりの軍事費では、ロシアの5.2倍もあることが分かります。 さらにグラフからは、冷戦構造終結後、ロシアの軍事費が相対的に減少する一方、中国の軍事費の絶対額が米国に次いで世界第二位になっていることが分かります。またインドの軍事費も大幅に増加していることが分かります。ただし、人口の多い中国やインドの一人当たりの軍事費は、日本より少なくなっていることが分かります。 さらにGDP対比で軍事費を見ると、サウジアラビア、UAE、イスラエルなど中東諸国が上位にいることが分かります。 出典:「2016年版:世界の軍事費、国別ランキングで見えるもの」(My Big Apple New York) ところで、上述したように、ソ連からロシアになった後のロシアの軍事費は、上記で見たように米国の約9分の1、また一人当たりの軍事費では、ロシアは米国の約5分の1と大幅に少ないのです。 しかし、ここ数年明らかになってきた軍事、軍備の「質」はどうでしょうか? ロシアの最新鋭の戦闘機、ミサイル防衛システムなど、21世紀の軍事、軍備においてカギを握るシステムについて見ると、ロシアが米国に比べ、価格で1/2以下かつ性能は上という情報が聞こえてきます。 なお、以下はWikipediaにおけるロシアの軍事費についての記述です。
つづく |