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  厳寒のロシア2大都市短訪

エルミタージュ美術館 別館

夫人画・ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年5月30日
独立系メディア E-wave Tokyo

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サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg)
  サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群

    

◆エルミタージュ美術館 別館紹介
  本館から別館へ    施設案内      フロア概要(2階~4階案内)      
  アレクサンダー・ワグナー作品等       ロシア・アートオブジェ作品等
  風景:ゴッホ、セザンヌ、モネ        裸婦:ドガ、ルノワール
  夫人:ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン  陶芸作品、版画:ピカソ 
  男性:セザンヌ、ドガ、マティス、ピカソ    静物:マチス、セザンヌ
  風景:ピサロ、ゴッホ、ボナール等      夫人:裸婦・ドニ、マティス他多数
  近代絵画・抽象画:マティス、ピカソ

         参考  西洋画コレクション(大エルミタージュ)

 ここでも、女性をモデルに描いたルノワールやゴーギャン、セザンヌなどの主に夫人画の写真を紹介します。

 以下は印象派の巨匠、ルノワールの 扇子を持つ女(1881年)です。

ピエール=オーギュスト(オギュスト)・ルノワール
 ( Pierre-Auguste Renoir、1841年2月25日 - 1919年12月3日)


PARenoir
Source:Wikimedia Commons

 ルノワールは、フランスの印象派の画家です。後期から作風に変化が現れ始めたので、まれにポスト印象派の画家とされることもあります。

 風景画、花などの静物画もありますが、代表作の多くは人物画です。初期にはアングル、ドラクロワなどの影響を受け、モネらの印象主義のグループに加わりまするが、後年は古典絵画の研究を通じて画風に変化が見られ、晩年は豊満な裸婦像などの人物画に独自の境地を拓いています。

出典:Wikipedia


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2
ルノワール 扇子を持つ女 1881年


 さらに以下はやはり印象派の巨匠、セザンヌの有名なピアノを弾く少女(1866年)です。

◆ポール・セザンヌ(Paul Cezanne, 1839年1月19日 - 1906年10月23日)


Paul Cezanne
Source:Wikimedia Commons
不明 - Claude Monet, 1840-1926, Gedachtnis-Ausstellung in unserem Berliner Haus : Februar bis mitte Marz 1928, Galerein Thannhauser, Published 1928 by Galerien Thannhauser in Berlin, パブリック・ドメイン, リンクによる

 セザンヌは、フランスの画家。当初はクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールらとともに印象派のグループの一員として活動していましたが、1880年代からグループを離れ、伝統的な絵画の約束事にとらわれない独自の絵画様式を探求しています。ポスト印象派の画家として紹介されることが多く、キュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えたことから、しばしば「近代絵画の父」として言及されています。

出典:Wikipedia


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2017-2セザンヌ
セザンヌ 『ピアノを弾く若い娘』(『タンホイザー序曲』)1869-70年頃


ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャン
 ( Eugene Henri Paul Gauguin 1848年6月7日 - 1903年5月8日)は、フランスのポスト印象派の画家です。姓は「ゴギャン」「ゴーガン」とも言われています。


Paul Gauguin, from the late 1800s.
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンク

 ゴーギャンは、1891年2月にパリのオテル・ドゥルオーで行った売立てが成功し、旅行資金ができました。この売立ての成功は、ゴーギャンに依頼されたオクターヴ・ミルボーが好意的な批評を書いたことによるものでした。

 コペンハーゲンの妻と子どもたちのもとを訪れてから(これが最後に会う機会となった)、その年の4月1日、出航しました。その目的は、ヨーロッパ文明と「人工的・因習的な何もかも」からの脱出であったとされています。とはいえ、彼は、これまで集めた写真や素描や版画を携えることは忘れませんでした。

 タヒチでの最初の3週間は、植民地の首都で西欧化の進んだパペーテで過ごしました。パペーテでレジャーを楽しむ金もなかったので、およそ45キロメートル離れたパプアーリにアトリエを構えることにして、自分で竹の小屋を建てました。ここで、『ファタタ・テ・ミティ(海辺で)』や、『イア・オラナ・マリア』といった作品を描いています。後者は、タヒチ時代で最も評価の高い作品となっています。

 ゴーギャンの傑作の多くは、この時期以降に生み出されています。最初にタヒチ住民をモデルとした肖像画は、ポリネシア風のモチーフを取り入れた『ヴァヒネ・ノ・テ・ティアレ(花を持つ女)』と考えられる。彼は、この作品を、パトロンでシュフネッケルの友人ジョルジュ=ダニエル・ド・モンフレーに送っています。

 ゴーギャンは、タヒチの古い習俗に関する本を読み、アリオイという独自の共同体やオロ (神)についての解説に惹きつけられました。そして、想像に基づいて絵や木彫りの彫刻を制作しました。その最初が『アレオイの種』であり、オロ神の現世での妻ヴァイラウマティを表しています。

出典:Wikipedia



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2
ゴーギャン 果実を持つ女 1893年


 下の写真は、上のゴーギャンの果実を持つ女を背景にした池田こみちです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2



『ナヴェ・ナヴェ・モエ』1894年。エルミタージュ美術館所蔵
Source:Wikimedia Commons
By Paul Gauguin - 1. The Yorck Project (2002) 10.000 Meisterwerke der Malerei (DVD-ROM), distributed by DIRECTMEDIA Publishing GmbH. ISBN: 3936122202.2. arthermitage.org3. Hermitage Torrent(.torrent with info-hash), Public Domain, Link



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2017-2
1899年 テ・アヴェ・ノ・マリア(マリアの月)、 ポールゴーギャンの作品



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2017-2
女の子二人の絵  ポール・ゴーギャン
Piti Teina (Two Sisters)' by Paul Gauguin, 1892, Hermitage



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2017-2
"Taperaa Mahana" Paul Gauguin  ポール・ゴーギャン



撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2017-2
  Paul Gauguin, Fatata Te Moua (At the Foot of a Mountain), 1892
 ポール・ゴーギャン


つづく