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グアム現地総合調査


アンダーセン空軍基地2

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2019年1月24日公開
独立系メディア E-Wave Tokyo 
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 以下はグアムにある米空軍のアンダーセン基地の概要です。

グアム・アンダーセン基地


出典:グーグルマップ

概要

 第二次世界大戦中の1944年に、日本本土爆撃のためのB-29爆撃機用の基地として作られました。ベトナム戦争中はB-52が展開し、ベトナム民主共和国まで遠距離爆撃作戦を実施していました。

 下図で分かるように3000m級滑走路が2本あります。


出典:グーグルマップ

 下は上空から見たアンダーセン基地です。


B-52(愛称:ストラトフォートレス)一機及びその他の飛行機がグアム上空を飛行している(2009年)。
出典:写真は米国空軍提供。撮影は曹長ケビンJ.グリューンワル

 太平洋空軍の傘下にあり、1991年から2005年までは第13空軍司令部が所在していました。2009年時点でのホスト部隊は第36航空団です。

 2016年8月からは、B-52の一部を置き換える形でB-1爆撃機の配備が始まりました。朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)による核・ミサイル開発への抑止力、中華人民共和国による南シナ海進出への牽制力を強化する目的とされています。

 同年以降は、しばしば基地から朝鮮半島方面の飛行が行われ、自衛隊や大韓民国国軍との共同訓練も行われています。

 なお基地の裏側にはかつてスターサンドビーチと呼ばれる観光用ビーチがあり、車で基地敷地を通って行く必要がありましたが、911テロ以降、基地のセキュリティ強化などにより閉鎖されたままになっています。

出典:Wikipedia

 以下はグアムのアンダーセン空軍基地に駐機している爆撃機群です。滑走路の長さもさることながら、膨大な数の駐機場にもおどろきます。


出典:アメリカ合衆国空軍−アンダーセン空軍基地Webサイト

 下はアンダーセン基地に離発着するB-52爆撃機です。ここからベトナム戦争に多くの爆撃機が発進しています。


バークスデール空軍基地からのB-52爆撃機一機がアンダーセン基地から離陸するところ(2007年)
出典:アメリカ合衆国空軍−アンダーセン空軍基地Webサイト


 下はアンダーセン基地に離発着するB-B1Bステルス爆撃機です。


アンダーセン基地のB-1B爆撃機1機
出典:アメリカ合衆国空軍−アンダーセン空軍基地Webサイト


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