シルクロードの今を征く Now on the Silk Road ヴェネツィア( Venezia、イタリア) リド島(Lido) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2019年4月20日 独立系メディア E-wave Tokyo |
<ヴェネツィア総合メニュー> <本島以外の島> ムラーノガラス美術館1 ムラーノガラス美術館2 ムラーノガラス美術館3 ムラーノガラス美術館4 ムラーノガラス美術館5 サン・ミケーレ(墓地の島) リド島 リド島2 ヴィニョーレ トルチェッロ 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆リド島(Lido) リード・ディ・ヴェネツィア (Lido di Venezia) は、イタリア北東部ヴェネツィアの南に浮かぶ細長い島です。リード島、リド島とも言います。ヴェネツィアの潟とアドリア海を隔てています。ヴェネツィア市(コムーネ)の一部です。 リド島は長さが約12kmあり、住民は約17000人。ヴェネツィアの島々の中では数少ない車両が通行できる島でもあり、本土からフェリーで渡ることができます。 主な港はマラモッコやサン・ニコロです。 映画「ベニスに死す」の舞台でもあります。また、毎年9月にヴェネツィア国際映画祭が開催されます。 以下はヴェネツィアのリド島の位置を示しています。 リド島の位置 Source:Wikimedia Commons NASA Goddard Space Flight Center from Greenbelt, MD, USA - Italy, パブリック・ドメイン, リンクによる 出典:グーグルマップ リド島の地図 Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンクによる 以下はヴェネツィアのリド島の外観を示しています。 リド島 Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 3.0, リンクによる リド島 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0, Link リド島 Source:Wikimedia Commons CC0, リンクによる 概要 リド島には3つの集落があります。 ヴェネツィアの北部にあるリド島は、映画祭、グランドホテルデバン、ヴェネツィア・カジノ、ホテル・エクセルシオール・ヴェネツィアリド(Hotel Excelsior)の本拠地です。 3つの集落のうち中央のマラモッコが最初で、長い間、唯一の集落でした。それはかつてヴェネツィアのドゥカーレの故郷でした。南端のアルベロニにはゴルフコースがあります。頻繁に運行する公共バスがメインストリートに沿って島の全長を走っています。 リド島のアドリア海側の少なくとも半分は砂浜で、その大部分は夏の観光客向けのさまざまなホテルがあります。有名なホテル・エクセルシオール・ヴェネツィアリド(Hotel Excelsior)やグランドホテル(Grand Hotel des Bains)などがあり、現在大規模な改装工事が行われています。これらのホテルはトーマスマンによるヴェネツィアでの古典的小説 『デス』の舞台となっています。 島の北と南の端に向かって2つの大きなビーチがありますが、これらはプライベート・ビーチとなっています。アドリア海は清潔で暖かく、子供たちにとって理想的です。時折クラゲが泳ぐのを妨げるだけです。 リド島の中心部は、グランビアレ・サンタマリ・アエリザベッタで、ラグーンがありヴァポレット(水上バス)停留所から反対側の海に向かうことができます。そこにはホテル、商店、観光客中心のレストランがあります。 小型航空機用の公共空港、ヴェネツィア・リド(enezia Lido)は、リド島北東端にあります。この飛行場には1000 mの滑走路があります。 リドの運河 Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 3.0, リンクによる リドの運河 Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 4.0, リンクによる リド島2につづく |