シルクロードの今を征く Now on the Silk Road ヴェネツィア( Venezia、イタリア) サン・ミケーレ島(墓地の島) (San Michele) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2019年4月20日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
<ヴェネツィア総合メニュー> <本島以外の島> ムラーノガラス美術館1 ムラーノガラス美術館2 ムラーノガラス美術館3 ムラーノガラス美術館4 ムラーノガラス美術館5 サン・ミケーレ(墓地の島) リド島 リド島2 ヴィニョーレ トルチェッロ 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆サン・ミケーレ(墓地の島)(San Michele) 以下はサン・ミケーレ島の位置を示すグーグルマップです。 出典:グーグルマップ 以下はサン・ミケーレ島の外観を示すグーグルマップと写真です。 サン・ミケーレ島 出典:グーグルマップ サン・ミケーレ島 (San Michele) Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 3.0, リンクによる サン・ミケーレ島 (San Michele) は、イタリア北東部ヴェネツィアの潟に浮かぶ島で、ヴェネツィアの墓地となっています。 1837年衛生上の理由により、町に墓地を設置する際にサン・ミケーレ(San Michele) とサン・クリストーフォロ・デッラ・パーチェ (San Cristoforo della pace) の二つの島を分けていた小さな運河を埋め立て一つに造成されました。 あらかじめ、墓地は小さな墓にされて大部分は教会の近くに置かれました。 二つの島の間を分けていた運河は非常に細かったため、結合は難しくありませんでした。 サン・ミケーレ島には、建築家マウロ・コドゥッチの設計で1469年から建設され始めたサン・ミケーレ・イニーゾラ教会 (chiesa di San Michele in isola) があります。最初の外装はイストリア産大理石でした。 ヴァポレットの停留所はちょうどこの教会の前にあります 逆にサン・クリストーフォロ教会は墓地の中にあります。とても小さくとても美しい教会です。 サン・クリストーフォロ教会 Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 4.0, リンクによる 墓地はユダヤ教、カトリック、正教会、プロテスタントなど故人の各宗派別に分れています。 ここには、エズラ・パウンド(1885年 - 1972年)、ヨシフ・ブロツキー(1940年 - 1996年)、セルゲイ・ディアギレフ(1872年 - 1929年)、イーゴリ・ストラヴィンスキー、エレニオ・エレーラ(1916年 - 1997年)、アレックス・ランドルフ(1922年 - 2004年)達の遺体が眠っています。 リド島へつづく |