目黒不動尊・瀧泉寺短訪3 (東京都目黒区下目黒) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 28 May, 2018 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
その1 その2 その3 その4 ◆目黒不動瀧泉寺の伽藍、碑(平地部中央) |
目黒不動尊 境内案内図
・独鈷の滝 本堂へと登る石段下の左手に池があり、2体の龍の口から水が吐き出されています。伝承では、円仁が寺地を定めようとして独鈷(とっこ、古代インドの武器に由来する仏具の一種)を投げたところ、その落下した地から霊泉が涌き出し、今日まで枯れることはないといいます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 下は独鈷に二つある龍の口のひとつです。 龍の口 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 右上に龍の口が見えます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 撮影:Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 ※ カイノキ(楷樹、学名: Pistacia chinensis)は、ウルシ科 カイノキ属の落葉高木。同じウルシ科のピスタチオとは同属で近縁。別名カイジュ、ランシンボク[1](爛心木)、トネリバハゼノキ、ナンバンハゼ(南蛮櫨)、クシノキ(孔子の木)。中国では、黄連木とも呼ばれる。 カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされる。別名のクシノキは、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来する。また、各地の孔子廟にも植えられている。このように孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる。 ・垢離堂 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 以下は、前不動堂側から見た 垢離堂です。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 ・大本堂に上る階段(男坂) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-6-1 大本堂に上る階段(女坂) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 下は女坂の前の池田こみち。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 ・銅造役の行者倚像 銅造役の行者倚像 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 銅造役の行者倚像 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 以下は銅造役の行者倚像の解説板です。 銅造役の行者倚像の解説板 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2018-6-8 銅造役の行者倚像は高さ42.2センチメートル、坐高92.7センチメートル。頭巾をかぶり、木の葉の肩衣をかけ、右手に錫杖、左手に巻子を持って腰掛けています。 やや痩せがたの神秘的な像で、均整のとれた体躯や手足の表現、法衣ほういや袈裟のしわなど巧みな表現で、江戸時代の銅造彫刻の中でも優れたものです。頭部と胴部はひとつの鋳造で、手足はそれぞれ別鋳したものを胴部に差し込んでいます。表面は黒光りし、鋳工の間でカラス銅と呼ばれる色をしています。 腹部、胸部、腕部に刻銘があり、寛政かんせい8年(1796年)太田駿河守藤原正義おおたするがのかみふじわらまさよしによる制作とわかります。 目黒区教育委員会 つづく |