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２０１３年アマルフィ海岸現地視察調査報告＜１２５本 全体メニュー＞
  
アマルフィ海岸の位置 フローレの紋章 イタリア国旗
＜調査のハイライト（現地踏査）＞
今回の調査では、以下に示すような過去２回の調査では行えなかった１日がかりの徒歩による現地踏査、また小型船舶を使った海上からの調査、基礎自治体内の集落、教区調査なども行いました。
＜現地踏査ハイライト＞
1)ソレント半島突端にあるプンタ・カンパネッラ海洋保護区への１日かけての現地踏査
2)アマルフィ海岸の崖上自治体と崖下自治体の１日かけての現地踏査
3)小型船舶による海からの沿岸自治体の地形・環境調査
4)小型船舶による離島（カプリ島）への現地踏査
5)内陸部の小規模自治体（トラモンティ）内集落の現地調査
（プカラ、ポルビカ、カンピノア、ポンテ、コルサーノ、ピエトリ、チェサラーノ、ゲーテ）
6)沿岸部の小規模自治体（ヴィエトリ・スル・マーレ）集落の現地調査
（マリーナ、ライト、アルボリ、ベニンカーサ、ドラゴネア）
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１日がかりの特別現地調査は、断崖絶壁踏査です。
下の地図は、その全コースを示したものです。
◆現地踏査コース図 右のフローレ①から出発し最終的にフローレ⑩に戻るコース
地図作成 青山貞一
◆出発 ⑦プライア海岸 明日の船ツアーを予約する
プライアーノの教会視察のあと、私達はプライアーノからＳＩＴＡバスに乗り、次のストップ、プライア海岸⑦で下車し、 翌日のカプリ島往復の船の予約を行いました。
撮影：青山貞一 Victor Digital Video Camera 2013-6-７
フローレのプライア海岸は下の写真のように午後の強い日差しを浴びる海水浴客がたくさんいました。こんな狭い浜辺ですが、ソレント半島、アマルフィ海岸には砂浜はあまりないので貴重なビーチとなっているようです。
撮影：青山貞一 Victor Digital Video Camera 2013-6-７
下は海側から見たところです。
撮影：青山貞一 Victor Digital Video Camera 2013-6-７
さらにプライアの海を独り占めして泳いでいるひともいました！
撮影：青山貞一 Victor Digital Video Camera 2013-6-７
プライアは小さな漁港ですが、プレジャーボートなどでこの港からカプリ島やアマルフィ海岸、ソレントなどへ船が出港しています。当初、私達はソレントから定期航路船でカプリ島に行くことを考えました。
しかし、宿泊地と日程の関係からソレント港から定期航路船を使うより、フローレの小さな港から１日約６時間がかりの船旅コースがベストと考えました。しかも、フローレ、ポジターノ沖、カントーネ沖、ネラーノ沖、そしてカプリ島に行き、カプリ島で４時間自由行動した後、逆のコースでプライアに戻る船のツアーがなんと一人当たり５５ユーロ（約７０００円）と格安だったこともあり、プライア発のプレジャーボートのツアーを選択しました。
ちなみに、定期航路の料金は、カプリーソレント、１４．５ユーロ、カプリーポジターノは１４．５～１７ユーロ、カプリーアマルフィは１５～１７ユーロです。フローレは、アマルフィに近いので、１７×２（往復）＝３４ユーロと５５ユーロよりは２０ユーロも割安です。幅があるのは、オフシーズンと夏などのシーズンで価格が変わるためです。
しかし、私達が選んだツアーは、アマルフィやポジターノではなく、宿泊先のフローレの漁港から出発し、ここに帰ってくること、また行きはイル・ガッリ、ル・ロンダリという個人所有の小さな島の周辺に寄り、最終目的地のカプリ島の周辺にある緑の洞窟や青の洞窟に寄ること、さらにガイドと飲み物などもついていることなどのメリットがあるので、こちらに決めたわけです。
出発地点のマリーナ・デ・プライア漁港の岸壁
撮影：青山貞一 Victor Digital Video Camera 2013-6-７
下は、プライアからのカプリツアーの予約申し込みをしているところです。
前日に乗船の予約を行います
撮影：青山貞一 Digital Camera Coolpix S8 2013-6-6
下は今回使ったツアー会社のプライアーカプリツアーのパンフレットです。
後でわかったのですが、この船には、私たち以外に、スペイン人１名、アルゼンチン人１名、オーストラリアのパースから２名、イタリア人の新婚カップル、イタリアの高齢者グループ４名が乗船しました。
つづく
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