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第5回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2016-6
A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune


ヘルクラネウム遺跡 現地視察
Ruins of Herculaneum

行き方


青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2020年11月30日 独立系メディア E-wave Tokyo  

ソレント駅でエルコラーノ駅行きの切符を買っている池田こみち
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

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 本稿の解説文は、現地調査に基づく解説、写真撮影に加え、Wikipediaのイタリア語版を中心に英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 

ヘルクラネウムとは 1  ヘルクラネウムとは 2  ヘルクラネウムとは 3
行き方  入場  半円形劇場模型展示  歩き方  遺跡名と場所

◆ヘラクラネウム遺跡(エルコラーノ)への行き方


Source: Google Map

 2926年2月の現地視察(調査)では、前半ソレントから北に行った高台にあるサンタガータ・スイ・ドゥエ・ゴルフィ(Sant'Agata sui Due Golfi)に滞在していました。ヘラクラネウム遺跡視察の日、私達は宿泊先のAirBndB(民宿)から徒歩でソレント駅行きのバスの停留所まて行き、その後、路線バスに乗ってソレント駅(Sorrent Scavi)に到着しました。

 ソレントには過去何度も来ていますが、ソレント半島の北側では鉄道が便利です。一方、ソレント半島の南側にあるアマルフィ海岸では、路線バスが便利でリーズナブルです。下の写真はソレント駅でエルコラーノ駅行きの切符を買っている池田こみちです。

 なお、この電車は30分おきにソレント駅を起点、ナポリ駅を終点としています。。


ソレント駅でエルコラーノ駅行きの切符を買っている池田こみち
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 下はエルコラーノ駅に向かう電車です。なかなかハイセンスな鉄道ですが、何しろ駅数が多く、かkつ急行、快速などは一切ないので、エルコラーノまでは近いのですが、時間がかかります。ただし、イタリアでは、すべてのんびり構えないといけません! 焦ったり怒ったりしてはだめなのです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 鉄道はソレント駅からナポリ駅まで走っていますが、途中のエルコラーノ駅(Ercolano Scavi)で下車しました。この駅の南側に目的のヘラクラネウム遺跡があります。

 所要時間は以下のグーグル地図にあるように、やはり約50分と距離の割には長くかかっていますが辛抱です(嗤)。

 途中、ポンペイ駅にも停車します。最初に南イタリアに来た時は、ソレントからポンペイまでやはり電車で行きました。

 この鉄道ルートの半分、すなわち駅名で言うとカステッランマーレ・ディ・スタビア、ポンペイ、エルコラーノは、西暦79年のヴェスヴィオ噴火で最も影響、被害を受けた場所でもあります。


Source:Gool Map

  もう少し、広域で見ると以下のようになります。


Source:Gool Map

 エルコラーノ(コムーネ)にあるヴェスビオ噴火遺跡、ヘルクラネウム(HERCULANEUM)の発掘現場と現地展示への道順は、エルコラーノ駅でおり、駅前からエルコラーノ通り(Corso Ercolan)をひたすら歩き、「ヘルクラネウム」と表示されている看板があるので、そこから遺跡エリアに入ります。

 以下の写真はエルコラーノ駅を降り、ヘルクラネウムに向かう街路です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8



出典:グーグルマップ

 上のグーグルマップにあるように、エルコラーノ駅を進行方向降り、ヘルクラネウム遺跡まで、通りの名称は変わりますが、ほぼ一直線の道を歩きます。

 最後はIVノヴェンブレ通りが終わるところに、ヘルクラネウム遺跡、具体的にはEntrata Pedonale Parco Archeologico di Ercolano(エルクラネウム考古学公園)の入口に着きます。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


入場へつづく