ノルウェー旅行記 ベルゲン(3) 鷹取 敦 掲載月日:2013年8月18日
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2010年8月にデンマーク・スウェーデンを訪れて以来、久しぶりに北欧を訪れました。今回はノルウェーの首都オスロに入り、列車、船、バスを乗り継ぎフィヨルドを経て世界遺産のある都市ベルゲンへの旅です。 ■ベルゲン水族館ベルゲンで家族連れに人気のある施設にベルゲン水族館があります。建設当時は北欧最大で、出来るだけ自然に近い環境で魚を見せる施設との説明がありましたが、今時の水族館としては、展示規模、内容は一般的なものでした。ホップオンホップオフバスでも行けますが、魚市場から1km程度なので徒歩でも十数分です。●ベルゲン水族館エントランス (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) エントランスを入ると、右側にペンギンショーの岩場、左側にアザラシとペンギンのプールがあります。 ●ベルゲン水族館・親子連れに人気のペンギンショー (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 建物に入ると正面に水辺の生物に触れられる水槽があり、カニ、ヒトデ、ウニ等、魚以外の水辺の生物に触れることができます。水槽には小さな魚、カレイなどもいます。 ●ベルゲン水族館・水辺の生き物 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 中に入ると、ヘビ、ワニのコーナー、鯉の水槽、そのあと蜘蛛のコーナーが続きます。階段をおりるとオオカミ、狐、熊、猛禽類等の野生動物の剥製があり、ようやく水族館らしいアーチ型の水槽にたどり着きました。その後、多数の大小の水槽が展示されています。 ●ベルゲン水族館・は虫類コーナー (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●ベルゲン水族館・アーチ型の水槽 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ■ベルゲンの街水族館を出て徒歩で市の中心部に戻りました。Strand通り(海岸通り?)に面して教会がありました。この教会はプロテスタントになってから作られたので「新教会」と呼ばれているそうです。●新教会 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 港から聖ヨハネ教会に向かう広場のように広いトルガルメンニングン通りに入りました。 ●トルガルメンニングン通り (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●トルガルメンニングン通り(奥が聖ヨハネ教会) (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 聖ヨハネ教会に向けて急な上り坂となっており、聖ヨハネ教会は高台の上に立っています。高台の上には自然博物館、ベルゲン大学の校舎等が建っています。 ベルゲンではノルウェー国教会が最大で市民の8割を占めています。ベルゲンはボルグヴィン司教区とベルゲン大聖堂の本拠地でその中で顕著なものが聖ヨハネ教会です。ヨハネ教会では6月末から8月末にかけて国際オルガンリサイタルが行われ、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、オーストラリア、米国、日本の奏者の演奏が行われていました。日本の奏者はカトリック碑文谷教会のオルガニスト坂戸真美氏です。 ベルゲン大学は1946年設立ですが、学術活動はベルゲン博物館設立の1825年から行われています。16000人の学生を擁する公立大学で、文学部、歯学部、法学部、理学部、医学部、心理学部、社会学部があります。なお、ノルウェーでは医療と大学までの教育が無料です。 ●ヨハネ教会 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ベルゲン大学のベルゲン博物館には、自然史博物館、文化史博物館、植物園等があります。正面にあるのが自然史博物館ですが、当日は正面広場でイベントが行われるため閉館でした。 ●自然史博物館 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 博物館から魚市場のある港に向けて坂を下る途中にベルゲン大学のカソリック礼拝堂がありました。 ●ベルゲン大学のカソリック礼拝堂 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) トルガルメンニングン通りと教会側で交差する広い通りの端に国立劇場があります。1850年に設立され、ヘンリック・イプセンが最初に芸術監督して上演されています。国立劇場の前にはイプセンの像が建っています。 ●国立劇場 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) 国立劇場の横にあるカフェオペラに入って夕食を摂っていたところ、激しい雨が降ってきたので、街を散策しながらホテルに戻りました。 ●Children At Risk Foundationの建物 (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) ●国立劇場の裏手の通り (撮影 鷹取敦 Sony DSC-HX50V) つづく |