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文科委招致拒否され「アパルトヘイトだ」
康夫知事自民批判


スポーツ報知 2005年3月16日

 衆院文部科学委員会で長野県の田中康夫知事(48) を参考人招致しようとした民主党の提案を15日までに自民党が拒否。田中知事は同日、自民党の姿勢を(差別的な)アパルトヘイト状態」と猛批判した。

 民主党は、衆院文科委員会で、義務教育費国庫負担法についての独自の見解を持つ同知事の意見を聞くべく、参考人招致を考えていた。だが、9日、自民党が同知事招致に反対。理由について「党の方針だ」とだけ説明されたという。

 2月にも自民党本部に依頼された義務教育に関する講演を、同党長野県連の反対で急遽中止された経緯のある田中知事。この日、議員会館で緊急会見し、口調こそ冷静だったものの、一連の自民党の動きについて「駄目な理由が示されずに、問答無用の言論封殺に近い形。一種のアパルトヘイト状態のようなもの」。かって南アフリカで行われていた人種隔離政策を例に批判した。

 民主党も抗議の意味から、この日行われた同委員会の協議を欠席した。