富士五湖、自然と文化・歴史短訪 西湖いやしの里根場 兜造り(かぶとづくり)屋根 Saiko Iyashinosato Neba, Yamanashi pref. 青山貞一・池田こみち 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年9月30日 |
古民家目録 全体メニューへ 古民家目録 全体メニューへ 西湖いやしの里根場における古民家の屋根は、いずれも兜造り(かぶとづくり)と呼ばれるものであり、山梨県のみならず群馬県などでも見受けられる古民家の屋根の構造である。私たちは、山梨県身延町の奥ノ湯金山博物館から毛無山の中腹に向かう途中に、国指定文化財、門西家住宅があり、その古民家を見ている。以下はその時の論考です。 古民家門西住宅1 古民家門西住宅2 古民家門西住宅 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2022-5 また、以下は昨年、群馬兼の中之条町から水上町に山側ルートで行く途中に発見した巨大な家は養蚕農家の富沢家住宅です。これも兜型の屋根の構造になっていました。ただし、ここでは巨大な家は養蚕農家の富沢家住宅が一軒ポツンとあるだけるだけでした。もっぱら多数あったが、残っているのが富沢家住宅の可能性があります。 富沢家住宅 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2022-5 以下はWikipediaによる兜造り(かぶとづくり)の概要です。 ◆兜造り(かぶとづくり)屋根 兜造り(かぶとづくり)は、日本の民家における屋根形式の一つである。 かつて日本の武士が用いた兜に似ていることから名付けられた。 概要1 出典:Wikipedia 基本的には寄棟造あるいは入母屋造の屋根のうち、妻側の屋根を切り上げた形式で、東日本各地に分布する。 めずらしい例では妻側ではなく平側を切り上げた形式もあり、こちらは「平兜造り(ひらかぶとづくり)」と呼ばれる。 屋根を切り上げるのは、上層部分に外光を取り入れ通風を図るためであり、江戸時代中期以降に盛んになった養蚕の便宜を図るためである[1]。 兜造りの古民家(東京都檜原村) 出展:CC 表示 3.0, リンクによる 脚注 ^ 『さがしてみよう日本の形5:民家』改訂2版、2004年、65ページ 古民家目録 全体メニューへ |