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厳寒のロシア2大都市短訪
 

ロシアの作曲家

ボロディン2

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年5月30日
独立系メディア E-wave Tokyo
 
無断転載禁
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  ロシアの作曲家、チャイコフスキー1    ロシアの作曲家、チャイコフスキー2
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ロシアの音楽家

中央アジアの草原にて  出典:Wikipedia


ロシアの作曲家、ボロディンー2
Source:Wikimedia Commons
Autor blakedynasty.typepad.com, Javno vlasništvo, Poveznica

 『中央アジアの草原にて』は、ロシア帝国の作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲した交響詩です。

解説

 1880年、ロシア皇帝アレクサンドル2世は即位25周年を迎え、これを記念してロシア各地で多くの祝賀行事が催された。そのうちのひとつに皇帝をめぐる事件を採り入れた活人画の上演があり、その伴奏音楽としてボロディンが依頼されて作曲に至ったのがこの『中央アジアの草原にて』である。

初演は1880年4月8日(ロシア暦/新暦では4月20日)、サンクトペテルブルクにてリムスキー=コルサコフ指揮による。

構成

『中央アジアの草原にて』主題

 荒涼としたコーカサスの草原で、ロシア人と東洋人の交流の様子が描かれている。まず、ロシアを表す主題が呈示され、次に東洋風の主題がこれに答えます。この二つの主題が対話しながら発展し、クライマックスでは二つの旋律が同時に重ねられます。ロシアと東方の歌がハーモニーを奏で、そしてやがて辺りは静まります。

編成
木管楽器
 フルート 2
 オーボエ 1
 イングリッシュホルン 1
 クラリネット 2
 ファゴット 2

金管楽器
 ホルン 4
 トランペット 2
 トロンボーン 3

打楽器
 ティンパニ

弦五部
 第1ヴァイオリン
 第2ヴァイオリン
 ヴィオラ
 チェロ
 コントラバス中央アジアの草原にて


交響詩《中央アジアの草原にて
出典:claudio18721


ロシアの作曲家、リムスキーコルサコフ-1つづく