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厳寒のロシア2大都市短訪

   
エルミタージュ美術館

入館案内・諸活動

青山貞一 Teiichi Aoyama  
池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:20174月30日
独立系メディア E-wave Tokyo

無断転載禁
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 はじめに  入館案内・諸活動  歴史概要   外観概要 
  内部概要   外装   歴史的外観


サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg)
  サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群

    
サンクトペテルブルグ市紋章  サンクトペテルブルグ市旗  エルミタージュ美術館のロゴ




◆休館日・写真撮影など

 ・毎週月曜日は休館日となっています。
 ・毎月第一週目の木曜日は無料で入場できます(ただし、個人のみ)。
 ・館内での写真撮影・ビデオカメラの使用は可能(以前は有料でしたが
   現在は無料。ただし、一部不可の場所もあります。また原則として
   ストロボ・フラッシュはNG)。
 ・ネズミ退治のために地下で猫を飼っている。これらの猫は猫好きの職員
   によって世話されている。これについては、以下の「エルミタージュの
   猫たち」をご覧ください。

    ・エルミタージュの猫たち
    エルミタージュの猫たち1   エルミタージュの猫たち2

    
         エルミタージュのフェンスの前の猫公務員
      Автор: ewwl - http://fotki.yandex.ru/users/ewwl/view/325997, CC BY-SA 3.0, Ссылка

     猫は、エルミタージュ美術館に出没するラットとマウスの繁殖を
     防ぐため、設立当初からサンクトペテルブルグ冬の宮殿の敷地
     内で飼われています。館長のM.B.Piotorovskogoによると、「猫は
     エルミタージュの生活と伝説における書くことのできない存在」で
     あり、また、「猫についてのインタビューや写真の多さは、レンブ
     ラントと同じくらいか、またはそれ以上」とのことです。

◆エルミタージュ美術館連絡先など

 ・住所:   2, Dvortsovaya Ploschad (Palace Square)
 ・最寄駅: 地下鉄  Admiralteyskaya駅
 ・開館:   毎日 10:30am ~ 6pm. 最終入館時は 5:30pm.
       ただし、水曜日と金曜日は  9pmまで.
       最終入館時間は  8:30pm.
 ・閉館日: 月曜日
 ・電話番号:  +7 (812) 571-3420; +7 (812) 710-9079
 ・Web URL:: http://www.hermitagemuseum.org/
 ・入館料:・大人一人・600 ルーブル(約1200円)
        この切符は、エルミタージュ美術館の5つの施設及び別館
        参謀本部ビル(The General Staff Building), メンシェビキ宮殿、
        帝国陶磁器工房博物館 でも通用します。)
       ・学生一人300ルーブル(約600円)
        エルミタージュ美術館(冬宮)、メンシェビキ宮殿、帝国陶磁器
        工房博物館、 旧市街にある復元・保管センターでも通用します。
       ・無料:
        就学前の子供、小中高等学校生
       ・各月の最初の木曜日は大人、学生も無料です。.
 ・オンライン購入
        インターネット・オンライン切符購入URL
         (美術館の入り口で当日長い行列を避けるため)
         https://www.hermitageshop.org/tickets/
 ・エルミタージュのビジターガイドURL
         http://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermitage/visitus/
 ・カメラ・ビデオ撮影の注意事項:
        ・カメラ・ビデオはフラッシュ禁止
 ・オーディオガイド利用:
       ・オーディオガイドの利用が可能です。ただし、デポジットが必要。
 ・車椅子手配など:
       エルミタージュ美術館では車椅子での閲覧が可能です。そのため
       の無料車椅子レンタルがあり。車椅子に対し係員が支援します。

◆エルミタージュ美術館の諸活動

ボランティア活動

◆エルミタージュ美術館ボランティアサービス

 エルミタージュ美術館ボランティアサービスは、国立エルミタージュ美術館のプログラムで外国人とロシア人の学生が共同で運営する青年向けの組織で、外国人とロシア人の学生が共同で運営しているプログラムです。エルミタージュ美術館で実際に仕事をしたい、様々なイベントの準備・運営、同様に多数の業務へ直接参加したいと望むすべての人々にその機会を提供しています。

 以下、ボランティアメンバーが参加できる活動の例を挙げます。

 ・受付と警備: エルミタージュへの訪問者を迎え入れ、チケットをチェックし
   情報を提供する。
 ・科学プロジェクトの手伝い: 美術館における所蔵品の目録作成、保存や修復、
   遺跡や遺物の発掘、所蔵品の分類や管理。
 ・美術館が発行する雑誌の準備。
 ・新しいコミュニケーション技術の発展とマルチメディア事業の構想。
 ・セミナーや国際会議のサポート。
 ・翻訳作業。
 ・外国語講座、座談会の開設。
 ・展示品移動の補助。
 ・展覧会の設営。

サマースクール

 2009年より、エルミタージュ美術館ボランティアサービスは、国営原子力企業ロスアトムと共同で、“WHY”プロジェクトの枠内において行われるコンテストの受賞者のために、毎年サマースクールを開催しています。

 2~4週間、至る所から来た、特別な専門的教育を受けている若者たちは、エルミタージュ美術館においてボランティアとして働き、美術館の普段は公開されていないエリアを見学、文化遺産の方面における専門家や美術館の館長らと面会し、遺跡の発掘に参加します。

 このプロジェクトの存在により、若者たちは美術館での仕事という唯一無二の経験をし、文化遺産に対する価値の理解を深め、新たに母国の歴史や文化に眼を向けることができます。

チャリティーイベント

 毎年、ボランティアメンバーによって小学生から大学生までを対象にしたチャリティーイベントが催されています。当イベントのゲーム企画では、美術館内に展示されているあまり知られていない文化財の探索が行われます。

 その「宝探し」を通じて世界中の歴史と文化に接することができます。たとえば、2009年2月には「スキタイ民族の日(День скифа)」という名のイベントが催され、参加者はスキタイ民族の文化、ひいてはアルタイ地域の遊牧民の豊かな文化に触れる機会が提供されました。

 テーマが設定されたイベントに参加をし、そこでの課題をこなすことで、歴史と文化の見事な世界を感じることができます。以下、ボランティアメンバーによって催されたチャリティーイベントのゲーム企画の例を挙げるます

・“エルミタージュでヨーロッパを探そう(Discover your Europe in the Hermitage) ”(2015年9月)
・“エルミタージュでヨーロッパを探そう(Discover your Europe in the Hermitage)”(2013年9月)
・“エルミタージュでヨーロッパを探そう(Discover your Europe in the Hermitage)”(2012年9月)
・“ボランティアゲーム2010(Volunteer Games2010)”(2010年4月)
・“コトヴァシヤ コトマニヤ(KotoVasiya KotoManiya)”(2009年3月)
・“ボランティアゲーム2009(Volunteer Games 2009)”(2009年4月)
・“スキタイ民族の日(Day of the Scythians)”(2009年4月)



つづく