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   厳寒のロシア2大都市短訪

サンクトペテルブルグ

教育・交通


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年4月30日
独立系メディア E-wave Tokyo

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サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg)

     
サンクトペテルブルグ市紋章   サンクトペテルブルグ市旗    

教育

 大学


 以下はサンクトペテルブルグにある主な大学です。ひとつの市にこれだけ多くの大学、国立大学があるのは東京同様、世界的にもめずらしいものです。

 ・サンクトペテルブルク国立大学

  歴史ある、多数の高等教育機関があります。

 ・サンクトペテルブルク国立大学(1724年創立)
 ・ワガノワ・ロシア・バレエ学院(1738年)
 ・サンクトペテルブルク美術大学(1757年)
 ・サンクトペテルブルク国立鉱山大学(1773年)
 ・ロシア国立教育大学(1797年)
 ・サンクトペテルブルク国立工業大学(1828年)
 ・サンクトペテルブルク音楽院(1862年)
 ・サンクトペテルブルク国立医科大学(1897年)
 ・サンクトペテルブルク工科大学(1899年)
 ・サンクトペテルブルク舞台芸術学院(1899年)
 ・サンクトペテルブルク国立医学院(1907年)
 ・サンクトペテルブルク財政・経済学大学(1930年)

 以下は、サンクトペテルブルク大学(Санкт-Петербургский Государственный Университет)は、ロシア・サンクトペテルブルクにある公立の大学。モスクワ大学と並ぶロシアの名門大学であり、帝政ロシア、ソ連時代を通じて、ロシアの教育、文化面で多大な役割を果たしました

 ロシアで最多のノーベル賞受賞者(2013年時点で7人、モスクワ大学6人)など有為の人材を多く輩出してきました。

 正式名称はサンクトペテルブルク国立総合大学。ロシアでは通常СПбГУ(エス・ペ・ベ・ゲ・ウー、SPbSU)と呼ばれています。

 以下はそのサンクトペテルブルグ国立大学の写真ギャラリーです。


サンクトペテルブルク国立大学
Source:Wikimedia Commons
Par Андрей!Travail personnel, Domaine public, Lien



1753年の1820年のサンクトペテルブルグ国立大学の12棟の学院館
Source:Wikimedia Commons
パブリック・ドメイン, リンク



1820年のサンクトペテルブルグ国立大学の12棟の学院館
Source:Wikimedia Commons
Анжело Тозелли / Angelo Toselli (? - 1826/27 ?) - http://spbstarosti.ru/vidy-na-peterburg/anzhelo-tozelli-panorama-peterburga-1820-goda.html, パブリック・ドメイン, リンクによる



サンクトペテルブルグ国立大学史学・哲学部
Source:Wikimedia Commons
Aleeez - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


交通

空港


 プルコヴォ空港

 市の中心部から17km南にプルコヴォ空港があり、国内線のみならず国際線も多く就航し、市の玄関口となっています。プルコヴォ空港は国内線用のプルコヴォ1ターミナルと国際線用のプルコヴォ2ターミナルに分かれています。両ターミナルともアクセス鉄道はなく、バスが地下鉄駅へと連絡しています。


プルコヴォ空港   
Source:Wikimedia Commons
Dmitry Avdeev - Dmitry Avdeev, duzik@mail.ru, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


鉄道

 サンクトペテルブルクには5つのターミナル駅があり、列車の目的地が駅名となっています。

 ・モスクワ駅 (モスクワ、シベリア、クリミア地方、カフカス地方)
 ・ヴィチェプスク駅 (バルト三国、ベラルーシ、東ヨーロッパ諸国)
 ・バルチースキー駅 (同上)
 ・ラドジスキー駅 (ラドガ湖、ヘルシンキ、ムルマンスク)
 ・フィンランド駅 (ヘルシンキ)

 エレクトリーチカ(近郊電車)もこれらの駅で発着する。

 鉄道でフィンランドからモスクワへ向かう場合、サンクトペテルブルクのフィンランド駅に到着し、市内を地下鉄、バス、タクシーなどで移動してモスクワ駅からモスクワへ向けて出発、モスクワのレニングラード駅に到着することになります。

地下鉄

サンクトペテルブルク地下鉄のキーロフスキー・ザヴォート駅
市内ではサンクトペテルブルク地下鉄が運行されており、2009年現在5路線62駅が存在する。



サンクトペテルブルク地下鉄路線図
Source:Wikimedia Commons


サンクトペテルブルク地下鉄のキーロフスキー・ザヴォート駅
Source:Wikimedia Commons
User:MatthiasKabel - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる


道路

 市内の道路は広く設計されていて、舗装状態もいい。乗合バス、マルシュルートカ(小型乗合バス)、トロリーバス、路面電車の運行も行われています。タクシーは駅、空港周辺近く以外は比較的少なく、街頭では私設タクシーが横行しています。

 自動車専用道路はサンクトペテルブルク環状道路が、その西南部分およびフィンランド湾のクロンシュタット島から南岸への部分以外は、ほぼ完成しており、最近誘致した外国企業の工場はほぼこの環状線に沿って配置されています。

  サンクトペテルブルクから他都市への道路は、M10幹線道路(モスクワへ、欧州自動車道路網のE105号線の一部)、M11幹線道路(エストニア国境へ、同E20号線の一部)、M18幹線道路(ムルマンスクへ、同E105号線の一部)などがあります。モスクワへの道路も自動車専用道路がまだなくて、通常道路(M10幹線道路)で、ノヴゴロド州に入る近くまでは片側2車線で、その後は片側1車線でときどき追い越し車線もある状態となります。

近郊の都市

 冬宮前からペテルゴフの宮殿へと向かう水中翼船(2008年)
 ・シュリッセリブルク
 ・ヴィボルグ(ヴィープリ)
 ・ペテルゴフ(ペーターホーフ)
 ・ラフタ…ラフタ・センターという463mの超高層ビルが建設されています。

 以下は少し遠くなりますが、日帰り旅行地として頻繁に観光バスが出ています。

 ・ノヴゴロド
 ・プスコーフ


つづく