エントランスへはここをクリック       ミャンマー全体メニュー


   東南アジア最後の秘境 ミャンマー

ダマヤンジー寺院(3)

Dahmmayan Gyi Phaya


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2016年8月4日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
(122) 自転車でスラマニ寺院へ  (123) ダマヤンジー寺院(1)
(124) ダマヤンジー寺院(2)    (125) ダマヤンジー寺院(3)


 以下は玉ヤンジー寺院の詳細解説です。

ダマヤンジー寺院  Dhammayangyi Temple

 ダマヤンジー寺院は、バガンでもっとも重厚な建物であり、アーナンダ寺院と類似した建築設計となっています。この寺院はナラトゥー王(1167年〜1170年)によって創建され、彼はカラギャー・ミン、すなわち、インド人に殺された王として知られています。この寺院は、町の城壁からMinnanthuに向かって1kmほど南東に位置しています。

 王の父を殺害した後、ナラトゥー王は、バガンの王に即位したことを受け、この寺院を建立しました。ナラトゥーは、建設現場を自ら視察し、煉瓦の間に針一本でも見つければその職人を処刑したと言われています。

 しかし、彼は建物の完成を見る前に、暗殺されてしまいます。彼はヒンズー教の儀式を不快に感じていたと言われていますが、そのヒンズー教の儀式のひとつは、インド人の王女、Pateikkayaの娘がつくったものだったのです。そのため、王は彼女を処刑してしまいます。王女の父は、その無垢な娘の復習しようと8人の官吏をバラモン教と偽って送り込み、この寺院でナラトゥー王を暗殺したのです。

 寺院の内部の設計は、ふたつの屋根付き回廊を含むものとなっています。しかし、ほとんど建物全体の内部通路は、数100年前に意識的に煉瓦の瓦礫を詰め込まれふさがれてしまいました。4つある仏陀の聖所のうちの3つも同様に、煉瓦でふさがれてしまいました。

 残った西側寺院には、当初からの横に並んだ歴史と未来の仏陀であるゴータマとマイトレヤの像が今も際立っています。結合し合った漆喰のない煉瓦づくりのダマヤンジーは、上層のテラスが最もすばらしく、バガンで最高のランクにあると言われています。しかし残念なことに、最も上層部のテラスとそこに続く隠された階段は、現在、訪問者については、立ち入り禁止となっています。

出典:http://bagan.travelmyanmar.net/dhammayangyi-temple.htm

 
 下は玉ヤンジー寺院に鎮座する仏像群です。


ダマヤンジー寺院 (トリップアドバイザー提供)



ダマヤンジー寺院 (トリップアドバイザー提供)



ダマヤンジー寺院 (トリップアドバイザー提供)



ダマヤンジー寺院 (トリップアドバイザー提供)



Source:English Wikipedia


 下は玉ヤンジー寺院の壁画の一部です。
 

Source:http://www.thaiartcmu.com/e_book/116301_pp07_art_history_bagan_3.pdf


つづく