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   東南アジア最後の秘境 ミャンマー

ヤンゴン二日目の夕食


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2016年8月4日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
(11) シュエダゴンパゴダ@  (12) シュエダゴンパゴダA (13) シュエダゴンパゴダB
(14) シュエダゴンパゴダC  (15) シュエダゴンパゴダD (16) シュエダゴンパゴダE
(17) シュエダゴンパゴダF  (18) ヤンゴン二日目の夕食


 ヤンゴンの二日目、でミャンマー随一のシェエダゴンパゴダを二時間半くらい参拝、見学したあと、徒歩でホテルまで帰りました。大使館が集中する地域を歩いていたら、犬を散歩させている60歳位の男性が、後ろから私たちに日本語で声をかけてきました。

 聞けば、兵庫の姫路から勤めを早期退職し、ミャンマーに一人で移住したとのこと。家庭の事情等はうかがいませんでしたが、ヤンゴンで家を借りてスズキの乗用車を買ってミャンマーでセカンドライフを満喫しているとのことでした。

 日本人の海外移住の一位、二位はマレーシア、オーストラリアであるのに何故ミャンマーなのですか、と聞くと、マレーシアはイスラムの国であることをあげ、ミャンマーは人々が何にろ優しくな親切なこと、物価が総じて安いこと、世界一の仏教国だから治安がよく暮らしやすいと言ってました。

 私たちに名刺をくださり、わざわざご自宅に誘ってくれたり、予定が空いていれば皆がいかないところを案内しますとまで言ってくれました。残念ながら私たちは当初の予定通り全てフライトなども予約していることもあり、大変ありがたかったのですがお断りしました。

 現在、ミャンマーには一万人弱の日本人が居住しているとのことですが、そのほとんどは、日本から進出している企業の従業員等であって、彼のような移住者はほとんどいないはずです。

 今後、実質スーチー政権下でミャンマーは政治だけでなく、経済社会も変わっていくでしょうが、私たちがここで感じた微笑みと親切さ等は失わないでほしいと強く感じました。 


 ところで、ホテルへの帰り、下の写真にあるバラックのスラムが大使館や国立病院の近くにありました。今後ミャンマーは他の東南アジア諸国同様、急速、急激な経済離陸を行うのでしょうが、その際、多くの少数民族、イスラム系の住民との共同とともに、そして貧国などの社会経済格差をどうしてゆくのか、行けるのかが大きな課題となると思います。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-2 Yangon

 上の写真の場所からホテルに向かう途中、ミャンマーのヤンゴン地方(巡回)裁判所の前を通りました。下はその写真です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-2 Yangon

 帰国後、少し調べたところ、ミャンマーの裁判所の構成(司法制度)としては、連邦最高裁判所、管区・州の高等裁判所、地方裁判所や自治区裁判所の他に、軍法会議と憲法裁判所が存在します。
 
 すなわち、日本の最高裁、高裁、地裁(簡裁、家裁)のほかに、軍法会議と憲法裁判所がありました。ミャンマーの司法は、英国のシステムを踏襲しているように思っていましたが、憲法裁判所がありました。憲法裁判所があるのはドイツ、イタリア、フランス、ベルギー、チェコ、ロシア、オーストリア、スペイン、ポルトガル、ハンガリーなどで、アジアではタイ、韓国だけのはずですが、ミャンマーにもありました。

...

 なお、シェエダゴンパゴダについては、夜にパゴダなどをライトアップするので、ぜひとも見てみたかったのですが、この日は強い日差しの中を歩き、パゴダのテラスでも歩き続けたこともあり、二人ともかなりバテ気味になりました。シェエダゴンパゴダの入場券は一日有効で、胸に張られたワッペンと半券があれば何度でも見学できるます。ワッペンは入場した際の入り口ごとに色が異なります。私たちの西口の場合は赤色でした。

 以下にライトアップの写真をトリップアドバイザーから掲載しておきます。なお、同日であれば、入場券を持っていれば何度でも入場できるようになっています。


This photo of Shwedagon Pagoda is courtesy of TripAdvisor


This photo of Shwedagon Pagoda is courtesy of TripAdvisor

 ヤンゴン一日目の夜は、ダウンタウンで大変美味のカレーをいただいたのですが、二日目の夜はホテルで夕食を食べてみました。この日はホテル特選のディナーがあるというので、メニューを見たら、なんとこれもこれもカレーです。

 3種から選べます。青山が魚のカレー、池田が海老のカレーを、またスープは青山が五目野菜スープ、池田がトムヤンクンスープを選びました。れっきとしたホテルのディナーですが、一人当たり800円程度でした。

 スープも美味しいのですが、驚いたのは青山が頼んだ魚のカレーの魚が巨大で三人前あったことです(笑い)。

 魚のカレーの魚についてウェイターに聞いたところヤンゴン川でとれた魚で頭から尻尾まで25センチ位の大きさがあります。まるで日本のソウギョのように見えます。

 下はその魚カレーをジーと見つめる池田です。それにしても大きいです。
 
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-2 Yangon

 以下は池田が頼んだエビのカレーです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-2 Yangon

 これは野菜の五目のスープです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-2 Yangon


つづく